今月は
奈良の東大寺では
「修二会」
いわゆる「お水取り」の行が行われています
昔から
「お水取りが終わると春が来る」と
言われていますね
兜ィの拓本は
東大寺二月堂の瓦です
「心外無別法」
(しんげにべっぽうなし)
東大寺長老 寛秀師
一切の存在や現象は
心より起こったものであり
心の外に別な法はないということ
(『茶席の禅語大辞典』より)
日々
自分の周りにおこってくる「出来事」
自分の周りに存在する「人」「物」
それらは実は
自分の外側にあるのではなく
全て
自分の内側の「心」にあると
いうことのようです
「人・物・事」
全ての現象が
自分の『心の現れ』であるとするなら
その「心」が曇らないよう
清め 洗うことが
より良き人生を生きるために
最も大切であり
一番の近道なのではないでしょうか
桐木地丸卓 総飾