毎月3日は
八坂さんの清々館と
知恩院さんの真葛庵にて
表千家の釜がかかります
ちょうど
10年前の9月3日
私の茶道人生にとって
大きな出会いが
この場所でありました
あれから
本当に十年・・・
感慨深い思いで
単衣の一つ紋に身を包み
四条に向かいました
まずは手を合わせてお参りを
清々館
10年前
仰ぐべき師を相次いで失っていた時
まさにこの場所にて
新しい師匠に出会い
入門のお許しをいただきました
本日は寄付に
「無門」
本席の掛物は
「日出乾坤輝」
但し
始めの一文字が
「日」ではなくて「月」にも見える・・・?
茶杓の銘が
「傳心」
私なりに
何かがぴーんと感じられたような。。。
「何も特別な意味なんか無いよ!」
と言われることはわかっていますがね
それにしても
今日は八坂さんの門をくぐったあたりで
いきなり一羽のハトが
なんだか意味ありげに
私の方に向かって飛んできて
真横をすり抜けていき
びっくりしました
そして
清々館から真葛さんへ向かう途中では
円山公園でカラスさんに遭遇!
その直後
この橋の上で↓
思いがけない出会いがありました
「橋」はある意味
異次元との通路が開く場所
本当に
奇遇と奇遇が重なったような
不思議な出会いでした
お会いした方とのご縁だけではなく
そこに至る
多くの方々とのつながりと
膨大な時間との交錯の中で
あたかも必然のごとく引き寄せられた
出会いでした
そのことは
またいずれこのブログに書く日が
くるかもしれないし
来ないかもしれません
しかしながら
人生には時として
どこかにシナリオがあるのではないかと
思いたくなるような
意味ありげな「偶然」が
時折起こってくるものなのですね
Merci beaucoup!
真葛庵
清々館では
桐木地に摺漆という珍しい台子で諸飾り
真葛庵では
竹台子に一つ飾り
それぞれに趣の異なった
台子のお席にて
同行して下さったお弟子さん共々
初秋のお茶を
存分に楽しませていただきました