今日は
朝から雨が降ったりやんだりの
ややこしい空模様でしたが
昨日までの猛烈な暑さは一旦落ち着き
夏物の着物に袖を通して
曙会のお茶会に出かけてきました
本日のご担当は
寛澄侑子先生でした
ちょうどコロナ禍が始まる直前に
先生のお席に行かせていただいて以来
2年半ぶりに
先生にお目にかかりました
いつもながらの
上質な又時候に添った
美しいお道具の数々と
美味しいお菓子やお茶に
蒸し暑さを忘れて
幸せなひとときを
楽しませていただきました
待合では
沖縄の鳥「くいな」の掛物に迎えられ
本席では「雪」一行と銘「氷柱」の花入
夏らしくたっぷり水を湛えた
平水指は大樋焼
たまさか正客のお隣の席に
座らせていただきましたので
主茶碗も
手に取らせていただくことができました
「水月」と銘のついた
そのお茶碗は
いかにも
水面に映った月を思わせる
涼しげな意匠でございました
四季を表わす四本の内という
茶杓には銘が「瀧」とつけられ
その景色が正に瀧そのもの!
よくよく吟味された竹であることよと
思わずため息が出ました