先日
義父の四十九日の法要を無事に済ませました
義母は変わりなく元気にしており
有り難いことと思います
夫の実家は尾張地方の田舎にあります
地域柄
お抹茶を普段から日常的に飲みますので
台所の食器棚の中にも
抹茶茶碗がいくつも並んでいます
その中からいくつかを
義母からいただいてきました
今日はそのうちの一つを箱から出して
薄茶を点てて飲みました
義父とお茶の話をしたことは
ほとんどありませんでした
しかし
お茶碗を両手に取ると
その触感や
その色合いが
謙虚にまっすぐな人生を貫いた
いかにも義父らしい好みに感じられました
道具で亡き人を偲ぶということを
あらためて知りました