数日前から
自宅の玄関あたりに
小さな蝶のような虫がいて
私が聡怩竦?ェきを始めると
どこからか飛んできて
頭の廻りをひらひらと舞っていました
昨日も
私が今日の稽古の準備のために
稽古場に行こうとすると
まるでつきまとうかのように
ひらひらと飛んできて
一瞬おやっ?と思いました
稽古場にでかけ
聡怩オて道具を出し
風炉の灰を押して
数時間後に自宅に帰ってくると・・・
なんと
門扉のところに
私を待っていたかのように
ぴたりととまっていたのです
その時
やっと気づきました!
2年前の記事に書いた
あの
「広帯蜻蛉枝尺蛾」です!
突然私は
堀内宗心宗匠のことを
思い出しました
宗心宗匠がお亡くなりになったのは
ちょうで2年前の今頃・・・
小さな蛾が
宗心宗匠の三回忌を
教えてくれました
今日の稽古では
まずお茶とうをして
宗心宗匠の生前の偉業について
あれこれと
お弟子さんとお話しながら
皆でお茶を相伴させていただきました
「炭続けハ 寂うハ無し 松の聲」 仙鶴の句
宗心宗匠 自画賛
花は夏椿
仏教の聖樹「娑羅双樹」に似ているため
「娑羅」(シャラ)ともよばれる花です
雨のそぼ降る庭で
一輪だけ咲いていたこの花を
宗心宗匠にお供えさせていただきました
干菓子 芭蕉庵製
先日
石清水八幡宮のお献茶にご一緒した
岡山の茶友から
頂戴いたしました