｢一花開天下春｣
東大寺長老寛秀師
好文棚 濃茶点前 長緒
今日は
窓を開けていても
それほど寒くなく
穏やかな光に
春の訪れを感じました
主菓子 捻梅 鼓月製
干菓子 味噌せんべい
奈良に行かれた方より
頂戴しました
本来は茶席では
袋をはずしてお出ししますが
本日は袋のままお取りいただいて
持ち帰っていただきました
夕方皆さんが帰られた後
点前座に座って
薄茶を点てて自服しました
このお茶碗は
母が父と結婚した時
祖母よりいただいたものと
聞いています
自分のために
ゆっくりと丁寧に点てた
一服。。。
美味しいです
今月は
私自身のお稽古は
中止となってしまいました
世間の海には
大小色々な波が常に押し寄せていますが
水面に漂いながら
無理な抵抗をせずに
穏やかな気持ちでバランスを保ちつつ
自らの進むべき方向を
見失うことのないよう
そして明るい希望を持って
しっかりと目を見開いていたいと思います
