お彼岸が明けて
一段と春めいてきましたね
今日はふと思い立ち
春風に誘われて
京田辺市にある
酬恩庵 通称「一休寺」まで
歩いて行ってきました
菜の花が風に小さく揺れています
道ばたのタンャ
黄色い花を見ると
なんだか元気がでますね
Café kinco-ya
家から2時間ほど歩いて
一休寺の近くまできましたが
まずはお昼ご飯
女性のオーナーさんは
中学校の体育の先生を退職後
カフェを始められたのだそうです
このカフェのすぐ横の小さな道を行くと
薪神社があってそのまま歩いていくと
一休寺に行けると教えてくれました
薪神社
ここは能楽発祥の地なのです
こちらは
月読命が依り付いたと伝わる石なのだそうです
薪神社からほんの百メートルほどで
教えていただいた通り
一休寺の前に来ました
一休寺は
一休宗純が88歳で亡くなるまで
その後半生を過ごした場所です
「諸悪莫作・衆善奉行」
悪をなさず善いことを行いなさい
そういえば
侘茶の祖といわれる村田珠光は
一休宗純との親交があったとも言われています
庫裏
お抹茶をいただいて「一休み」
開山堂
内陣に
開山である大応国師の木像が
安置されていました
とても柔和な顔をなさっていました
桜が満開
たくさんの水鳥が
気持ち良さそうに羽を休めていました
一休さんと言えば
「このはし渡るべからず」ですね!
「寸松庵色紙」で知られる
安土・桃山から江戸時代の茶人
寸松庵のお墓
有漏路(うろじ)より
無漏路(むろじ)へ
帰る一休み
雨ふらば降れ 風ふかば吹け
一休宗純