表千家一期一会

家元利休忌



今日は
表千家家元の利休忌に
参加させていただきました


ご案内のお葉書には
「九時」に来菴するよう書かれていましたが

一時間前の八時頃に到着すると
門の前には
既に十数人の方が並んでおられました


やがて通用門が開き
どうぞ中へと
ご案内がありました


外の待合で身支度を整え
荷物を預けました


やがて十名ずつご案内があり
受付をすませた後
寄付に入り
箱書などを拝見しました


しばらく待っていますと
受付番号順に
松風楼又は新席へとご案内を受け
薄茶をいただきました



私は
お床に如心斎筆の利休ケラ判が掛けられた
松風楼の方に
入らせていただきました


点前座には
拝領の染付大壷の水指

琵琶台には白木蓮


虎屋さんの
おぼろ饅頭・・・


正に
茶道雑誌で
拝見している通りです!



七畳敷の
「名利頓休」を拝見して
残月亭前の九畳敷へ


しばらくすると

御祖堂での
お経の声が静かに聞こえてきました



残月亭では
「廻り花」と「茶カフキ」が
行われました


その後
今度は新席にて
もう一服お薄をいただきました



最後に
お祖堂に入らせていただきました


利休様の前で手を合わせ

ご縁のある方々と共に
今年もここに来させていただけたことを
感謝申し上げ

今年一年のますますの精進を
お誓いいたしました



私には
利休様が
本当にそこに今も生きておられて
凄みのある眼差しで
こちらをじっと見てくださったように感じられました





昨年は
感激のあまり
うっかり見落として帰ってきてしまった
「元伯宗旦筆 利休居士辞世写」

今日こそは
しっかりと拝見して参りました!






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