炉や風炉で使った後の消し炭は
毎回火消し壺の中に入れて保管し
次回の下火にしたり
莨盆の火入れを温める時などに使っています
しかし半年ほどたつと
火消し壺の中は
大小の消し炭でいっぱいになってしまいます
お茶人の方々は
この消し炭をどのように処分されているのでしょうか
火鉢などを常用していれば
他の炭に混ぜて使うことも考えられますが
現代では普段の生活に使う用途が
思い浮かびません
とりあえず
火消し壺の中を一旦空にしたいので
消し炭を全部取り出して篩い
灰と炭に分けました
消し炭を手で砕いて
細かくしながら
何か良い使い道はないかなあと
考えましたが・・・
結局何も思いつかず
毎回いつもしているように
今日も土壌改良材として
花壇や庭に撒きました
かつて
土から生まれ生長した木が切り唐ウれ
炭となって生まれ変わり
炎となりエネルギーとなった後
燃え残って土に返る・・・
あらためて考えれば
やはり
これでよかったのかな。。。
火消し壺をきれいにした後
今度は明日から使う
風炉の炭を洗いました