昨年のブログにも
書いたことですが
風炉のこの時季になると
毎年
疑問に思うことがあります
風炉の灰を自分で押すようになって
何年にもなりますが
残念ながら
私は
灰の押さえ方を
先生から
手取り足取りで習ったことがありません
講習会で伺ったことや
お習いしている先生に
教えていただいた内容をもとに
見よう見まねで灰型を作っているのです
そして
「定本 茶の湯表千家(上巻)」などの
本に書かれていることを
勉強させていただいているのですが
やはり
よくわからないことがあります
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「定本 茶の湯表千家(上巻)」190頁より
「図hのように 灰の峰の線は
五徳手前の左足の中ほどを出発点とし
五徳の右手前の外側から
向こうの外側を通り
もとの左手前の足の中ほどへ帰る
円をかくようにする。
風炉と五徳が少し右に向いているため
このような峰の線となるわけである。」
一文字灰や遠山灰なら
わかります
でも
丸灰でどうしてそうなるのか
私には
わからないのです
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「定本 茶の湯表千家(上巻)」192頁より
「逆勝手の風炉の据え方は
本勝手の場合と反対となる。
図m①のように
風炉の火間が少し左のほうに向くようになり
したがって灰の形も
図②のようになるわけである。」
と あります
本の図では
逆勝手の灰の峰は
すべて五徳の外側を通っているように見えます
190頁に書かれている理屈からすれば
右手前の足の中ほどを
通ることになるのではないかと
思うのですが・・・
謎です
毎年
この時季になると
頭を悩ませています。。。
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