本日は11月の且座会をいたしました
「松無古今色」
当麻寺實秀師
・にじって席入りしお床と点前座の拝見
・食籠の扱い
・出されたお茶を取りに出る
・薄茶をいただく
・お茶碗の拝見
・両器の拝見
且座会では
これまでお菓子は銘々皿で出していましたが
今日は初めて
食籠の扱いをお伝えいたしました
通い路 鼓月製
食籠を使うのは皆様初体験なので
蓋や黒文字の扱い
そしてどのお菓子から
とったらよいのかなど
首をひねりながら
奮闘されていました(*^_^*)
終了してから
毎回感想やご質問をお聞きしています
やはり食籠の扱いについてのおたずねが多かったです
また今日は鼠志野・萩・黒織部・京焼といった
お茶碗を使ったのですが
そういった焼物についての感想もありました
それから
掛物の「松無古今色」の意味を
詳しく教えてほしいという
お声がありました
お席では
11月は茶の正月であることから
年中変わること無く緑をたたえる
松のめでたさについて
軽くお伝えしたのですが
ご質問を受けたので
「松無古今色 竹有上下節」
という対句となっていることから
禅的には「平等と区別」についての
教えであることを
私の理解の範囲でお答えさせていただきました
それに対して何か思い当たることが
おありになったようで
大変共感して下さり
嬉しく思いました
次回の且座会は
12月12日です