表千家一期一会

やっとのことで。。。夕去りの茶②


当日の席入の時間は午後3時と
伝えられていました

しかし
何せ場所が遠方のことですから
余裕をみて
2時間ほど前には近くまで行っておこうと思い
家を10時50分に出ることにしました

前日の晩は体調を調えるつもりで
少し早めに床につきました


ところが
夜中の3時ごろのことです

突然胃から左腹にかけて
刺すような痛みを感じて目が覚めました

結局4時頃まで痛みのために眠れなかったのですが
頭の中は
「明日このまま痛みが続いたらどうしよう・・・」と
不安でいっぱいでした

その後まどろんだものの
うつらうつらしながら
身体がだるくてまともに歩けないほど苦しい夢を見ていて
結局朝8時ごろまで起き上がることが
できませんでした

腹痛はおさまっていたものの
立ち上がると何だか病みあがりの時のように
身体がふわふわしていて
普通ではない感じでした


何か急に悪い病気になっているのではないかと
体温を計ってみましたが
36,2度で全く平熱です

トイレに行っても特別異常も無く
他に何も症状も無いので
着物に着替えて
予定通り出かけることにしました


夫にいつものごとく
京都駅まで車で送ってもらって
11時46分発の新幹線に乗る予定でした

ところが
途中道路が普段では考えられないほど渋滞していて
30分で京都駅まで行けるはずが50分もかかり
結局次の列車に乗ることになりました



ようやく新幹線に乗り込み
数寄屋袋の中を点検していたら
菓子楊枝を忘れてきたことに気づきました


一瞬困ったなと思いましたが
岡山駅で乗り換えまで30分の待ち時間があったので
高島屋の茶道具売り場に走り
無事に菓子楊枝をゲットしました


そして
なんとか席入りの30分前には到着できる
見込みで桃太郎線に乗りました


いつもの駅で下車し
駅前に停まっていたタクシーにのろうとしたら・・・


いきなり運転手さんが車から降りてきて
「すいません・・・エンジンが急にかからなくなって・・・」

「ええっ!?それじゃすみません ちょっと急ぎますので」と

数十メートル離れた所にある
タクシー会社まで駆け足で行き
待機していた車に飛び乗りました


そして
やっとのことで
席入り30分前ぎりぎりの時間に
無事到着することができました


きっと
他の6名の方々は
既に待合に入っておられるだろうと
焦って門に向かって小走りに行きましたが
まだ打ち水された様子がありません

一足先に到着していた二人が
不安そうに立っていて
そこで合流して躊躇していたら
お手伝いの方と受付の方が出て来られました

まだ誰も来てないけど
来た人から入ってと言われ
結局一番乗りで玄関をくぐることに
なってしまいました


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