いずみ定期演奏会No.23~温故知新~
モーツァルト:交響曲第25番ト短調K.183
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
ハイドン:交響曲第104番ニ長調Hob.l:104「ロンドン」
指揮:飯森範親
管弦楽:日本センチュリー交響楽団

バロックから古典派初期の曲を集めた
まさに
”温故知新”という言葉にふさわしい
プログラムでした
コントラバス奏者の持つ弓が
よく目にする形のものと違った
古いスタイルのもので
狩りに使う弓のような形をしていました
また
ソリストの松浦奈々さんや
ファーストの一番後ろで演奏していた
男性のバイオリン奏者は
まるで
西洋絵画から飛び出してきたようなスタイルで
演奏されていました
ヴィヴラートをかけずに弾くバイオリンの音は
煌びやかな音色のヴァイオリンとは一味違った
独特の世界を作ります
ソリストのみでなく
オケの女性奏者の方々が
色とりどりの衣装で
演奏なさっていたのも
目を楽しませてくれて
まるで
バロック時代の宮廷サロンにでもいるかのような
優雅な気分にさせてくれました