関西フィルハーモニー管弦楽団
第266回定期演奏会
指揮:藤岡幸夫
ピアノ:横山幸雄
ザ・シンフォニーホール
PROGRAM
ブラームス
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調作品83
(アンコール曲)
シューベルト即興曲 作品90-3
ヴォーン・ウィルアムズ
田園交響曲
久しぶりに聞かせていただいた
横山幸雄さんのピアノ
左手の迫力と
右手の緻密さと
細部にわたる豊かな音楽表現・・・
天才というのは
こういう方のことを言うのでしょうね
まるで
バイクに乗ってそこまで来たら
ピアノが置いてあるから
座って弾いてみました
みたいな
カジュアルな衣装には
何か横山さんの思いが
あるのでしょうか・・・
シューベルトの即興曲の
すさまじい速さにも驚きました
なんだか
私が弾くのとは
別の曲みたいでした・・・!
ヴォーン・ウィルアムズの
「田園交響曲」は
初めて聞きました
指揮者の藤岡氏が
大好きな曲を2曲あげるとしたら
この曲を入れるという
特別な思いのある曲だそうです
第1次世界大戦終結後に
平和の祈りの曲として作られた曲なのだそうです
「大いなる自然にいだかれて、ようやく心が鎮まり
喪失と荒廃から癒える。
静けさの向こうに、
戦争の語り得ない影を感じさせる音楽」
(プログラムノート 白石知男 より抜粋)