音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

ギドン・クレーメル リュカ・ドゥバルグ プレミアム・デュオリサイタル

2018年02月17日 | コンサート



ギドン・クレーメル
リュカ・ドゥバルグ
プレミアム・デュオリサイタル


【曲目】

J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911

ワインベルク:無伴奏チェロのための24の前奏曲 Op.100

シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 D408

シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D934



無伴奏チェロのための24の前奏曲の演奏中に
客席から携帯電話の着信音が
”ポコポコポコッ・・・・”と
とぼけた音で鳴りました


そのすぐ後の曲の冒頭
さっき鳴った着信音と同じようなピチカートが
もっとすごい速さで激しく
”ピコピコピコピコピコ・・・・・!”と
かき鳴らされる場面があって
思わず笑ってしまいそうでした


この24の前奏曲は
ヴァイオリンのあらゆる可能性の実験のようにも
思えましたし

地球の彼方の宇宙空間に満ちているあらゆる音を
ヴァイオリンを通して表現しているようにも
感じました


こんな曲を演奏して聴衆に聴かせることのできる人は
めったにいないと思います

ギドン・クレーメルは
やはり特別な人だと感じました


ピアノの
リュカ・ドゥバルグは
1990年生まれ

11歳でピアノを始めたそうです

11歳で始めて
どうしてこんなに弾けるようになるのか・・・


不思議ですbikkuri





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