音楽とは
単なる「音」の集合体ではありません
「音」によって「楽」しむことが「音楽」です
ピアノを弾くということは
ただ単に楽譜に書かれた記号(音符)を音にすることでは
ないのです
その音にどんな思いを込められているか
何を表現するのか・・・
例えば
「♪ホ ホ ホタル来い・・・」
このたった8小節の曲も
音のつらなりによって生じる
曲の持つ意味を考えそれを表現することが
「ピアノを弾く」
ということなのです
そしてそれは
プロの演奏家だけでなく
ピアノを弾く全ての人がすべきことであり
また出来ることでもあるのです
歌詞のある曲は
歌詞が大きなヒントになるでしょう
また
クラシック曲のように歌詞が無い曲でも
メロディの流れや和声によって
音楽が表現していることを感じることができます
それを自分の気持ちにリンクさせて
演奏することが
あなた自身の表現する喜びとなるのです
「弾くことに精一杯でとても表現するところまではいきません」
そんな言い訳をして表現することから逃げている人が
たくさんいますがとても残念なことです
たった一つの音にも
精妙な意味が感じられる時があります
せっかくピアノを弾くのですから
無意識に機械的に音を鳴らすのではなく
あなたの気持ちを指先に伝え
美しい音を楽しんでください
ピアノを弾くことの
喜びが倍になりますよ
【極意⑥】
ただ楽譜通りに音を鳴らすことだけを考えるのではなく
音楽を自分自身の気持ちにリンクさせて
表現することにエネルギーを注ぐ
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