音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

2017大東楽器ヴァレンタインコンサート

2017年02月18日 | 大人のピアノ



今年も
2月から3月にかけての4日間
古川橋ルミエールホールの会場にて
大東楽器主催『ヴァレンタイン コンサート』が
開催されています


本日は
その2日目のコンサートが開かれ
私の担当している生徒さんが出演されました









Nさん We're All Alone

以前は
本番で十分力を出し切れず
悔しい思いをしていたNさんですが

「本番に強くなるために」と
発表会など積極的に参加されるようになってから
メンタル面で
驚くほど強くなってこられました


演奏は
どんな小さな音も一つ一つ大切に弾かれる
優しい音色に
会場の皆さんが聴き入っていました




Oさん  なごり雪

遠くの記憶を呼び起こすかのような
まるでオルゴールのような
優しい音色で始まり

中間部は
過ぎ去った情景が
今再び現実となって
目の前に現れたように響き

そして
最後はまた
思い出が遠くに消えていく・・・


亡くなられたお父様が
お好きだったという曲を
心を込めて
演奏してくださいました



Kさんご夫妻   ありがとう 

サックスを吹かれるご主人とデュオを組んで
2000年頃より毎年継続して
発表会に出演されています

今日は
”いきものがかり”の「ありがとう」で
トリを飾って下さいました




大東楽器主催の
大人のピアノの発表会は
2001年頃から
毎年行われています


初めの頃に比べると
出演者の数はかなり増え

今回は4日間にわたって
第12部までに分かれて
総勢280名余りの方が
参加されることになっています


また
演奏レベルも
年々高くなっています


特に今日は
子供の頃からピアノに親しみ
大人になって再開された方々が多く
それぞれに聴きごたえのある演奏を
披露してくださいました


一方
大人になってから
あらたにピアノを始めた方々も
10年20年と続けている方が増えて
演奏技術や表現力が
とても向上していることを強く感じました


もはや
「ピアノは子供の習い事」というのは
ひと昔前のこと


ピアノは
「大人の一生涯の趣味」として
確固たる地位を占めるようになったことを
あらためて実感することができました


第37回 渚・いどばた音楽会

2017年02月12日 | いどばた音楽会

今日は
エイジガーデン・渚さんでの
『いどばた音楽会』でした


このボランティア活動は
4年前の2013年5月に始まり
今回で37回目となります


多い時は
メンバーは10名ほどいましたが
現在は7名で活動しています

本日は4名で行いました


今日も
開始時間が近づくと
利用者の皆さんが
続々と集まってこられ

始まるのが待ち遠しい様子で
歌詞カードを見ながら
お隣の方とお話なさっておられました


皆さん
お元気な声で歌って下さり
楽しんでいただいていることが
実感できてうれしかったです


約40分の短い時間でしたが

最後の曲を歌った後
終わりの挨拶をさせていただくと

前列に座っておられた
目のご不自由なご婦人の方が

「あ~・・楽しかった!」と

おっしゃって下さいました



最後は
皆さんの拍手に送られ
ハイタッチやハグなどしながら
退場しました



私たちこそ
ここへ来て
癒されているなあと感じましたmeromero2




~~プログラム~~

≪テーマ≫  冬~早春

① ペチカ~雪~春よこい  ピアノ演奏
* 耳たぶ体操
* ぱたから体操
② 肩たたき         歌う
③ 雪            歌う
④ 春よこい         歌う
⑤ ソーラン節        手拍子  
⑥ 花は咲く         チェロ演奏
⑦ 早春賦          歌う
⑧ 津軽海峡冬景色      歌う
⑨ 北国の春         歌う 


次回は 3月12日(日)ですsymbol7



大阪フィル Enjoy! オーケストラ 

2017年02月09日 | コンサート



指揮:角田鋼亮

司会:加藤明子

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団


~オペラの名曲でみるクラシックの愉しみ~

第1部:序曲・前奏曲でみるオペラの歴史

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
ロッシーニ/歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
ヴェルディ/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲


第2部:ナレーション付きでおくるオペラ名曲ハイライト

プッチーニ/歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
ビゼー/歌劇「カルメン」第一・第二組曲より


第1部の最後には
小学生から高校生までの若い人たちを
舞台の上に呼び寄せて
演奏者の間近で聴いてもらうという
企画がありました


思いのほか
大勢の子供たちが会場から出てきて
舞台を埋め尽くしていたことに
驚きました



また
第2部では
加藤アナウンサーによる
ナレーション付きで
名曲の数々が演奏され
とても親しみやすいコンサートでした


クラシック音楽が
私の子供の頃に比べたら
より大衆に広がり
身近なものになっていることを実感し
時代の流れを感じました