晴れです。
昔の人が書いたように、本当に春は眠いですね。座椅子の背もたれに体を任せて
本を読んだり、録画をみたりしていると、何時のまにか熟睡しています。疲れが
溜まっているという事もあり得るでしょうが、癖になってしまっていることも確か
でしょう。
子どもの頃は神経質で、寝床に入らないと絶対に眠れなかったように覚えています。
今は何十年も生きてきた結果、図々しくなっていることもあり、どこでも眠って
しまいます。「世界はどうとでもなれ。」とか、あとは任せた。とまあ、それに
似た気持ちになるようです。
二三日前に、庭をモコモコと這って動いていたのですが、そこで動けなくなって
しまったようです。気の毒なことです。羽根が生えて蛾になれないでしまいました。
何が災いをしたのかわかりません。害虫かどうかわかりませんが、どうやら
セスジヒトリと言う蛾の幼虫のようです。
一度咲いたのですが、その後また咲きました。
キビと、ソルゴーの種を蒔きました。キビは、こぼれた種から芽が已に出ていて、
３～４ｃｍくらい伸びて居ました。この頃は雨が多いので発芽してしまったよう
です。ソルゴーは食べられるのか食べられないものなのか分かりませんでしたが、
風よけになったり何か土壌にプラスになるようで、蒔いて置いた方が良いと
言われたので、毎年一列つまり一畝長～～く育てています。キビのような、
直径が１ｍmくらいの小さな球状の実がなります。
ソルゴーは良いから、と言われて隣から種をもらい、毎年育てていますが、実は
そのメリットはよく分かりませんでした。せいぜい「風よけくらいになるかな？」と
思っていただけなのですが、調べて見るとメリットの多いこと。
https://kurashi-no.jp/I0030463?msclkid=e87098afce9211eca6ba442460312d61
ソルゴーの実
キビは毎年作っていますが、粉にして食べるのは一度あるか無いかくらいなものです。
利用が定着していないので、何か面倒くさいという気持ちが先に立ってしまうから
です。せっかく粉挽き機があるのですけどね。なんでも億劫になってしまいます。
一番簡単なのはご飯に混ぜて炊いてしまうことです。ご飯の味を損ねるようなことは
ありませんが、噛むとプチプチする感じがします。
田舎でも、キビを作る人は殆どいなくなってしまいました。このタネは十数年前に
同じ町内の人にもらったのですが、その人は、「近所で誰も作らなくなってしまった
ので、我が家でも作ってみようと思ったから。」と言って、もらいに来たことが
ありましたが、その後作っているかどうかは分かりません。
我が家では私の代になるまでは作ったことがありませんが、それでも近辺を含めて
根絶やしになってしまうのも残念に思うので作り続けています。
昔のことが一つ永遠に無くなってしまうことになりますからね。