お茶でもどうぞ2

「お茶でもどうぞ」の後継です

ツツジを見に

2022-05-09 18:16:51 | 日記

昨日とは打って変わって、今日は曇りです。ほんの時々ですが、霧雨ほどの降り
にもならない霧雨が落ちてくる、と言うより吹いてくるという感じの日です。

毎日が晴れの日であるははずはありません。それは当然なのですが、気温は低く
じっとしていると寒いくらいです。温度計を見たところ、15℃でした。私は
寒がり屋なので「春なのに寒い」と強くおもいます。春なら春らしく、ポカポカ
陽気で、チョウチョがひらひら飛んできて空は青空白い雲・・・・となって欲しい
ものです。

    
        まだ咲いているところもありました

笠間という陶器の町に小高い山に沢山のツツジがさいている、ツツジ公園が
あるので、家内は友だちを誘って一緒に見に行ったのですが、ちょっと時期が
遅すぎて花は大部分が終わっていました。
ですが、小高い山の上にある公園からの眺めがよく、笠間の町を見下ろしたり、
遠い近い山々のうねりを楽しむことが出来ました。私の住んでいるところは、
ただ平らな所なので、普段と大いに違う風景が楽しめました。

 
     笠間(かさま)の町がよく見えます

「土」という小説を書いた長塚節という我が県の作家の歌を刻んだ碑がありました。
歌の意味は分かるのですが、はっきりと表記できるほどの学がないのが残念です。

    

 「国尻のこの行き逢ひの真秀処(まほと)にぞ
     国見が嶺(ね)ろは聳(そび)え立ちける」 

 

長塚 節の歌の碑の近くに観音像があり、町を見下ろしていました。まさにこの
山から下界を見下ろす所に観音様と長塚節の歌はふさわしいと思いました。
本当に真秀処である所だなと思いました。
    
 

近くに、大きな達磨さんの像がある寺があると言うので、見てきました。なるほど
大きいです。
観光バスで見に来ていた団体がありました。広いひろい境内には、斜面を利用して
沢山のシャクナゲの花が沢山咲いていてとてもきれいでした。
そこに一人。とつぜん現れた男の人が、求めもしないのに全国の有名な神社の名を
羅列しては長々と説明を始めました。なかなかしっかりとした知識があるようなので
嫌がらずに聞いてきました。誰か聞いてくれる人が欲しかったのでしょうかね。
「お寺で神社の話をするのも何ですが」、と何度か言い訳をしながら自分の話に
酔いしれていたようでした。それにしても、あの暗記した知識はスバラシイ。

 
   寺に至る門  

     

そのあと、せっかく来たのだからと思って、先日テレビの『こころ旅』と言う旅の
番組で火野正平が訪れた京都府の綾部市にある楞厳寺(りょうごんじ)と同じ名前の
寺が、この笠間市にあるので、そこを見物をしながらお参りしてきました。同名の
お寺があちこち数寺あるようです。
お天気はいまいちだったのですが、楽しいドライブが出来ました。