無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

生活困窮者の多頭飼育崩壊

2024年07月07日 09時07分00秒 | 後援会長の戯言
おはようございます。昨日は曇り空なこともあり、涼しく感じましたが、今日は暑くなりそうです。シニア犬は暑さに弱いです。人間もペットも、熱中症にご注意ください。



さて、今年4月から市内農村部の多頭飼育家庭に関わっております。出入り自由飼育なこともあり、たくさんの猫が外にいる家があるとの情報があり、訪問したのが始まり。

このお宅は、経済的に困窮していることもあり、飼い猫の手術をしていませんでした。

『増えて困っている。どこか引取るところはないか?』

皆さん、同じことを言います。とにかく避妊去勢手術をしましょう!まずは、繁殖を防ぐことを最優先に行い、それから次のことを考えましょうと申し上げました。

昨年も同じケースがありました。これは市役所からの相談でした。が、市役所からはお金は出ません。通常、数十万円かかるのです。

公益財団法人どうぶつ基金様は、通常は野良猫(今後も野良として生きる猫のみ)の避妊去勢手術の無料チケットを発行しています。が、多頭飼育崩壊枠もあるので、市役所に相談してもらい、チケットをいただきました。

ところが、昨年の報告書が提出されてなかったために、市役所がどうぶつ基金様から厳しく叱責される状況となり、昨年の報告書提出が先となりました。

その間、猫が出産。2匹目が出産し、パニックになった飼い主が、川に流したと電話してきたのです。犯罪通告です。

仔猫であっても、殺すのは犯罪。また殺したら警察に通報しなければなりませんと申し上げ、妊娠しているメス猫3匹を県内動物病院で緊急手術しました。費用は3匹で6万円。団体の負担で、役所からは1円も出ません。

産まれた仔猫は、母猫が飼い主に殺されないようにと、山に隠して育てていました。猫にも、人間と同じ感情があります。身を切るような悲しい体験を何度もしたのでしょう。

その後、今後チケットは貰えない⁉️という状況になりましたが、一転して発行していただきました。市役所担当者が代わり、キチンと昨年報告書を提出していただけたからでしょう。市役所からきた相談でしたから、本当にビックリの状況でした😰

さて、次から次へと猫が出てきて、成猫メスが、16匹いました。全部産まれたら?大変でした。先の母猫のように、殺されまいと山で育て、野良猫にするケースもあり、地域の野良猫が増えていきます。また、オスが少ないのは、飛び出していくからでしょう。人馴れしたオス野良猫は、飼い猫かもしれません。

※仔猫を川に流したり土に埋めて殺すのは犯罪です‼️



1歳にならないくらいのオス猫。手術時に大怪我してることがわかり、縫合をしました。エリザベスカラーをして、しばらく生活する必要があり、入院させていただきました。16日間も入院して、縫合して、入院治療費が約43,000円という安さ。ボランティア料金にしていただきまさした。有難いです。

安いと言っても、差額治療費や薬代(抗生剤や駆虫薬のオプション、寄生虫駆除薬購入代)などで、前回は約10万円払いました。その他に、搬送費がかかります。

財源は、全国からのご寄付です。また、手術する猫のお世話をしている方々が、実費負担する場合もあります。

本来、避妊去勢手術に助成金が出れば、県内の動物病院で、手術する人も増えるでしょう。飼い猫は、一匹のうちに避妊去勢手術をするように、啓発が必要です。

20年も前に、都会の知人から、避妊去勢手術の助成金なんて当然でしょと言われましたが、何年経ってもないままです。

地域猫にしても、東京都内先進区では、30年も前から、役所が地域猫推進委員を募集していたそうです。

こんな状況ですが、白河市は地域猫活動が他より進んでいると言っていただいてます。地域猫活動の目的は、野良猫をなくすことです。

地域猫活動だけでなく、不良飼い主(避妊去勢手術を怠り、遺棄や殺害を繰り返す人)に避妊去勢手術をさせることが重要です。年に何回も遺棄するわけです。その猫が幸せになることは少なく、野良になるか、殺処分されるか、衰弱死するか。

野良猫の扱い方を見れば、その地域の文化レベルがわかります。例えば、高尚な趣味を持つお宅が、ペットの避妊去勢手術をケチり、犯罪を繰り返していたら?文化以前の犯罪者です。

音楽、スポーツなど、立派な施設があり、莫大な税金が投入されています。が、文化レベルは低いまま。福島県の中では、高めかもしれませんが、全国の中では低いままです。

今も市民が昭和初期と同じように、野蛮な犯罪を繰り返しているのですから。お金がないという理由で。





昨日、多頭宅から預かったメス猫。県内動物病院で、避妊手術します。また2万円コースですが、この猫で成猫メスの手術は完了です。


後援会長





犬の散歩から一日が始まります

2024年07月06日 08時06分00秒 | 後援会長の戯言
おはようございます。昨日は暑い一日でした。今日明日も暑い予報が出ています。熱中症にご注意ください。



早朝7時前に散歩へ。日に日に散歩時間が早くなります。

新入りコロネは、私の担当。おかげで歩数が増えました。

犬を初めて飼ってから散歩が日課になり、健康になりました。二十数年前、ポインターミックスの大型犬を保護。運動量が尋常ではなく、一日3時間は散歩していました。ハードな毎日でしたが、体力が培われたようです。根性もかな😹

雪で地面がツルツルの日、引っ張られて転倒。そのまま私を引きずり走ったこともありました。そんな時にもリードは放さなかった。

辛いことも山ほどありますが、旅立った後は楽しい想い出ばかりになります。

今一番のシニア犬が、昨夜から立てなくなりました。震災直前に保護した犬ですから、16歳くらいにはなります。足先に、トラバサミにかかった黒い輪があり、痛そうにぴょこぴょこ走っていたガリガリの放浪犬でした。黒い輪は、今も消えません。

本当は、ずっと一緒にいたいのですが、大竹よりも忙しい毎日を過ごしております。

今日も一日頑張りましょう!

後援会長




野良猫TNR再開しました!

2024年07月05日 16時08分00秒 | 後援会長の戯言
暑い日が続いております。

大竹功一は、高齢者サロンの勉強会に参加をしました。

さて、昨年秋からお休みしていた野良猫の手術、少し前から再開しております。6月は、2回東京の病院に手術に行きました。

搬送ボランティアを募集したところ、都会の方が手をあげてくださいました。前夜白河入りをして、行って戻って、またお帰りになります。有難いです。

以前からご支援をいただいている方で、ガソリン代と高速代も、安くしていただいております。犬猫たちへのお土産持参で来福されます。

また今月もお世話になります。

人のご縁は不思議なものです。有難いです。


前回は10匹手術をしてきました。

何年か前に、何十匹も一日で手術できるわけがない!!などなど、怒鳴り込んできた女性がいました。猫を飼ったこともない、何の関係もない人でした。

誰かに聞いて、あり得ない!と言われ、その気になったのかもしれません。だからと言って、普通は怒鳴り込まないですけどね。

手術は、東京都日野市の動物病院でしていただきます。4人の先生方が、お昼休みに手術をしてくださいます。手術自体は短時間で終わりますが、麻酔から覚めるまでの時間が必要で、先生のOKが出て、猫たちは戻ります。

一日中、手術を続けたとすれば、一人の先生で30匹位手術するでしょう。

診療をしている動物病院は、昼休みに手術するので、通常は一日3匹程度の予約です。先生がたくさんいるので、10匹予約できます。スタッフは、10人くらいいるそうです。すごいですね!

このような事情を何も知らずに、怒鳴り込まれたようです。何年も前のことですが。

福島県の意識の低さがわかる出来事です。

本日は、手術報告書を市役所に提出します。白河市はお金を出しませんが、公益財団法人どうぶつ基金に無料手術券の申請をしてくれます。報告などのやり取りは、役所がやることになっています。

この無料券を使える病院がないため、東京まで行きます。お世話になっている病院は、ボランティア料金が設けられており、治療が必要な場合も、とても安いです。無料券が使えるだけでなく、信頼できる病院です。命を預けるのですから、信頼が必要です。


手術した猫たちは、耳先が桜の花びらのようになっています。手術済みの目印です。

※保護引取りはしていません。保護できないから、地域猫にするために避妊去勢手術をしています。

後援会長


6月30日『はってん』新聞折込発行しました

2024年07月04日 12時03分00秒 | 自費発行「はってん」
報告が遅くなりましたが、6月30日に『はってん87.88合併号』を新聞折込発行しました。ご覧いただければ幸いです。

早速、お電話を頂戴しております。

意外なことに、100歳人についてではなく、

●『トラバサミ』について
白一小の裏手に、以前トラバサミがあった!?

●『老害』について
何件か、お電話を頂戴しました。

感想を持っていただけるのは、有難いことです。今後とも宜しくお願い致します。



2024年白河市一斉清掃について

2024年06月28日 10時49分00秒 | 白河のイベント・観光名所
毎年7月に行われている白河市一斉清掃。今年は、6月30日日曜日に行われます。

自宅前など、キレイにしましょう。

ご協力、宜しくお願い致します。