無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

小学校、卒業式に向けて。

2017年03月21日 21時09分27秒 | 白河 1ミリの会
昨日は、120人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

本日午前中、今月の「市民の声を聴く会」(3月25日開催)の調査のため市役所担当課に行ってきました。
今回は「福祉」をテーマにしているため「保健福祉部」を中心に聞き取りを行い、資料作成のための数字等を教えていただきました。
早速、明日にでも独自の資料を作成したいと思います。

さて午後は、まずNPO法人事務所にエコ窓を設置すべく、業者の方に採寸調査を行っていただきました。今月までには設置していただけるようで」、大変助かります。
実は本日午後、北真舟の高齢者サロンを訪れる予定でしたが、業者の方が来るということで来月伺うことにしました。

さて明日は、県内の公立小学校の卒業式が行われると聞いています。
私は、後輩のため、母校の白河第三小学校の卒業式に出席させていただきたいと思っています。
卒業生の皆さんの今後ますますの飛躍を願っています。

明日は遅れないように出席したいと思います。

1ミリの会、政治団体登録のお知らせ

2011年08月29日 17時41分57秒 | 白河 1ミリの会
 先週、「白河1ミリの会」は政治団体として福島県に登録を致しました。その他、いろいろと用事が重なり久しぶりの更新となっています。毎日アクセスしてくださる方々には、本当に申し訳なく思っております。

 さて、除染活動を地道に行ってきた「白河1ミリの会」が、政治団体登録に至った理由について少し説明をしたいと思います。まず、

除染=被曝 この事実を直視する必要があります。

 年間被曝量を1ミリシーベルト以下にするには、空間線量を0.1程度にする必要がありますが、今の白河市では不可能と言えるでしょう。車内でも0.3~0.5マイクロシーベルトあります。家の庭には、空間1.5マイクロシーベルト以上の家庭内ホットスポットも存在します。これは、市有地に植えられた木の枯葉が集まった結果の数値です。緑豊かな白河市には、同じような場所がたくさんあります。個人の除染には限りがある。その上、枯葉や土の処分方法も決まっていない。これは、市ではなく国政に訴えなければならないことです。

 原発事故、及びその後の被曝は、政治の災害=政災 と言ってもいいのではないでしょうか。

 27日、埼玉県で開催された「放射線事故医療研究会」で、原子力安全委員会の助言組織メンバーにより、今回の福島原発事故は安定ヨウ素剤を飲むべきレベルだった可能性があることが指摘されたそうです。今頃、何を言っているのか。政府に対する不信感は消えるどころか増すばかりです。
 
 また、事故から5カ月半も過ぎた今、国は『除染に関する基本的な考え方』を決定し、白河市のように年間20ミリシーベルト以下の地域では、1ミリシーベルトに近づけることを目標とすることになりました。学校や公園などの子どもたちの生活圏の除染を優先し、今後2年間で被曝量を60%削減するそうです。この60%中の40%は雨風による削減「ウェザリング効果」を頼りにしているようです。この他、10%は除染による削減。しかし、今も汚染土の処理方法は決まっていません。

 現在、落ち葉や木などの処理を大規模にすることができません。高濃度の焼却灰の処理方法について、明確な方針を国が出していないためです。これから、大量の落ち葉が舞う季節となりますが、落ち葉についた放射性物質も舞う可能性があります。とにかく、さっさと処理方法を決めてもらわねば、除染は進みません。
 このように、国政に意見を届ける必要性を感じ、「白河1ミリの会」は政治団体として登録をしました。発起人による第一回の会合を昨日開催致しました。場所は新図書館の有料会議室です。



15人程度の一番小さな部屋は、1時間500円で借りることができます(事前申し込み及び支払いが必要)。



掲示板に案内も出していただきました。



 私たちは、宗教団体及び既存政党には関係していません。今後、国政に訴えるべく活動をしていきたいと考えています。

 来月、集会を開きたいと考えています(日程は未定)。会議室は10時から使用できますので、「朝塾」ではなく「昼談義」と名付けさせていただき、「3分間ルール」を用い、参加者全員に案件ごとに3分以下のご意見をいただきたいと考えています(特定の人だけが意見を唱えるような会議を防ぐため)。

 本日、民主党党首に野田佳彦財務大臣が選ばれ、事実上の次期総理となりました。我々福島県民は政治にもっと関心を持ち、国政に声を届けなければなりません。早急な除染が必要です。政府は、汚染土の処理方法を早急に決めなければなりません。県民にばかり被曝を強いるのではなく、国が責任を持って国民を被曝から守らなければなりません。それができない政治家なら、ノーを突きつける。政治的に成熟しなければならないと考えています。


白河 1ミリの会

2011年08月02日 14時54分09秒 | 白河 1ミリの会
 先日、私の後援会事務所宛てにお手紙をいただきました。後援会討議資料の中で紹介した「1ミリの会」へのお問い合わせと参加の希望であり、本当に嬉しく思いました。ありがとうございます。

 1ミリの会とは、年間被曝量を1ミリ以下にする会です。しかし、まだ発足したばかりで大きな活動はできていません。と言うより、地味な活動を根気強く展開したいと考えています。私自身、自宅や周辺の除染を行う中で、放射能の特徴を知りました。現在、少し減少したように考える人もいるようですが、土の場合は減少ではなく沈んだのだと思います。それだけ、削る土も増え、作業も困難になっていると思われます。放射能の除染作業は、肉体労働です。泥だらけになり、土を削りコンクリートを洗う。大変に地味な作業です。これをコツコツと行うのが活動だとすれば、大変に地味な会と言えるでしょう。

 1ミリの会に参加を希望される方は、ぜひご自宅敷地内の除染を行ってください。まずは、自分と家族を被曝から守ってください。年間1ミリシーベルトは、1時間にすると0.114マイクロシーベルトです。現在の白河市では難しい数値ですが、この目標へ向けて努力する会が「1ミリの会」です。また、内部被曝の問題もあります。有権者に農家の多い福島県及び白河市です。政治力学という言葉がありますが、このような理由もあり学校給食に地元の野菜が使用され続ける結果となっているのです。しかし、農家の方々にもお孫さんやお子さんがいます。必要なのは、対立ではなく説明と除染と補償です。それを怠り、真実を伝えない勢力こそが問題だと考えています。放射能問題に市民が関心を持つことが、現在関心のない議員を動かすことになります。それには、関心のない市民への啓発が必要です。この啓発のために、ポスター・車のステッカー・バッジなどの作成を検討しています。

 現在、集会や講演会の予定はありません。今、必要なのは除染だと考えています。我々は、地味に行動します。会の発展は、除去の進展であり最終目標は、除染の完了と市民の被曝量を年間1ミリ以下にすることです。 我々は、不必要な被曝をさせられました。「被曝は嫌だ!」という権利を放棄する必要はありません。

1ミリの会は、年間1ミリシーベルト以上の被曝を拒否します


※追記 別にブログを作成しました。よろしければ「白河1ミリの会」もご覧ください。