無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

避難所を離れ ハウス暮らし

2016年05月31日 04時45分22秒 | 災害・事件・事故
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久しぶりに熊本地震関連記事を新聞の一面で見ました。
「避難所を離れ ハウス暮らし」。
震度7を2度経験した、熊本県益城町のあるご夫婦は、自宅の壁が崩れ落ち、ほとんど骨組みだけになってしまった自宅での生活を諦め、自宅内にあったビニールハウスにブルーシートや段ボールで補強し、避難生活をしているという内容でした。
避難所生活も多少経験したようですが、知らない人と同居する集団生活に馴染めず、ハウスでの生活を決め、自宅の修復を行いながら日々生活しているとのことでした。
人それぞれ考え方はあると思います。
多くの人と同居している方が安心だと言う方もいるでしょう。
しかし、車中泊している人、この方のようにハウスで生活している人、半壊の家で怯えながら生活している人など、熊本地震での避難者には、プライベート空間を気にする人が多いように感じるのは私だけでしょうか。
同じ被災をしたもの同士、もう少し助け合いの精神で、寄り添いながら生活するのも良いのではないかと思います。
多少、他人に迷惑を掛けても「お互いさま」の精神で、この難局を皆さんの力で乗り切ってほしいと、遠い地の福島より祈っています。

さて、5月も終わりになります。
国政では「消費税増税先送り」で与野党が動き始めたようです。
「7月の参院選のための布石」というのは、間違いないでしょう。
しかし、麻生副総理の言うように「1年半前、17年4月には必ず消費税増税を行い、社会保障の充実を図ると言って当選させていただいたのだから、増税を延期するというのであれば、国民に信を問わねばならない。」という意見は正論であると思います。
自民党内にも増税延期に賛成・反対、解散に賛成・反対のさまざまな意見があるようですが、国民の一人として一言。
「政治は国会議員の皆様のものではない。重大な事案については国民にその理由を説明し、その信を問うことが政府・与党の役目ではないのでしょうか」と、そしてそれが民主主義ではないのかと。

明日、国会は通常国会の会期末を迎え、参院選に入ることとなっています。
政府・自民党は「参院選で信を問う」としているようですが、民意を推し量るのは憲法上の優位性を持ち、解散のある「衆議院」であることは言うまでもないと私は思います。
党利党略だけではなく、そして自分の保身のための政治でもない行動を私は切に願います。

西原村、集団移転へ

2016年05月30日 05時37分05秒 | 災害・事件・事故
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熊本県西原村では、活断層付近の住民に対して、将来的に居住地としては不適であるとして、集団移転を住民に提案することを決定したとの記事がありました。
西原村の判断は、住民本位の姿勢と私は支持したいと思います。
ただ、住民への十分な説明と理解を求められる提案を切に願うものであります。
住民のの皆さんも要望等はあると思いますが、前向きな検討をしていただきたいと思います。

さて、新聞の一面に目を移せば「消費増税19年10月に」との見出しが躍っています。
6月1日の国会会期末を控え、安倍首相は根回しを始めたようですが、本当にこれで良いのでしょうか。
先日も申し上げたように「安易な消費税増税」にはこれまで反対してきました。
国会議員の定数是正の問題、歳費の無駄使いの問題など消費税増税の前にやることがあるのではと申し上げてきました。
しかし、今回の増税は「やむを得ない特別な事案等が発生しない限り、社会保障制度等を充実させるために、増税する」旨の理由で法律になっているのではないのでしょうか。
今回の増税先送りで、また社会保障制度、とりわけ「福祉と教育」に関する予算減額が懸念されます。
麻生副総理の言われるように、今回の決定を十分に説明したうえで、衆議院を解散し、国民の審判を仰ぐべきではないのでしょうか?
いたずらに解散すべきとは思っていませんが、今回の決定、それほど重要なのではと私は思います。



子育て中、厳しい避難

2016年05月29日 04時57分40秒 | 災害・事件・事故
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熊本地震関連記事を一面記事でみることはもうないのかもしれない。
まだ、震災発生から45日しか経過していないのに、忘れられた感があります。
中面をみて、記事を探しても、最近の話題は、被害額や罹災証明発行などの話題でした。
人々の暮らしはどうなっているのだろうと思っていました。
久しぶりに、人々の暮らしに関する記事を見つけました。

「子育て中 厳しい避難」という見出しでした。
震度7を2度経験した益城町では、今月14日現在で3397人が避難。
そのうち1550人、46%の人々が、いまだ車やテントなどで避難しているとのこと。
避難所に入所しない理由については、屋内を怖がることも理由の一つのようですが、小さな子どもたちを抱える、子育て中の保護者にとっては「声が迷惑」などの理由も多いようです。
テント村の廃止などの影響で、やむなく避難所に移る方も出てきたようですが、避難者の約半数がテントや車中で暮らしている現状を
なんとかできないのかと、歯がゆい想いで記事を読みました。
行政の皆さん、大変多忙の事とは思いますが、是非とも対処していただきたい。
人々の命にもかかわる問題だと私は思います。

さて昨日「第5回 市民の声を聴く会」を開催しました。
議会報告としては、5月の全員協議会の席上で確認された「政務活動費の情報公開について、情報公開条例の適用を外し、議会事務局において簡易な身分証明書の提示などで閲覧を28年度分から可能にする」としたことを報告。
また、6月議会が6月15日から29日までの予定であることを報告しました。
次に「福祉」をテーマに市民の皆様からのご意見・要望等を聞きました。
今回、たまたま視覚障害をもつ市民の方も参加されていて、障害者から感じる現在の行政への不満や要望を聞くことができました。
同席していた高齢者や現役世代の方々のご意見もいただきました。
意見・要望・不満な点については、よく調査し、一般質問等でも取り上げたいと思います。
ご参加いただいた皆様、有難うございました。

第5回 市民の声を聴く会開催

2016年05月28日 04時43分13秒 | 議員活動
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熊本県は、仮設住宅の入居条件について「全壊・大規模半壊に加え、半壊の住宅のうち解体を条件に入居可」とすることを決定したとの記事がありました。
半壊とはいえ、震災によって住宅に損傷が起きたとき、多くの住民は住むことに抵抗を感じるのがほとんどではないでしょうか。
金銭的なことを除けば、解体し立て替えたいと思うのが殆どではないかと考えます。
今回の決定、当然のことだと思います。
東日本大震災の時も感じましたが、大規模半壊と半壊の区別がわかりづらく、問題の種となっています。
特に、支援金等での差が問題となります。
もっと寛大な措置ができないのかと思っています。
行政サイドの方々には、被災に遭われた方の立場にたって、作業を進めていただきたいと思います。

さて、「伊勢志摩サミット」が終わりました。
サミットについて、いつも思うのが「何が決まり、何をすることになったのかわからない」ということです。
今回も何か他人事のように感じているのは私だけでしょうか。

次に、オバマ大統領の「広島訪問」の話題が大きな記事となっています。
現職米大統領として初めて被ばくの地を訪れたことには、敬意を表したいと思います。
しかし「核なき世界」はいつ来るのでしょうか?
もうじきオバマ大統領の任期も終わります。
もっと積極的に「核廃絶」に向けた取り組みを望みたいと私は思います。
でなければ、「ノーベル平和賞」を受賞した意味がなくなってしまうと思います。

本日、午前10時30分より図書館小会議室において「第5回 市民の声を聴く会」を開催します。
毎回、少人数での会合ですが、いつも白熱した議論を展開しています。
今回は「白河市の福祉」について、市民の皆様の意見を伺いたいと思っています。
参加は自由ですので、市民の皆様、宜しかったら参加してください。



首相、消費増税延期へ、経済減速・熊本地震 考慮?

2016年05月27日 05時38分19秒 | 国政
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熊本地震関連記事が本当に少なくなりました。悲しく思います。
そんな中でも新聞紙面を読み進めていると「道路や橋 3500か所被害、4県で1700億円超」という見出しを見つけました。
熊本・大分・宮崎・福岡の4県の被害額推計で、国土交通省は復興費を補助するため査定に入ったとのことでした。
早急なる査定の完了と復旧事業の開始を国には求めたいものです。

さて、朝刊の一面に「首相、消費増税延期へ、経済減速・熊本地震 考慮」との見出しがありました。
本当に「経済減速・熊本地震」が理由なのでしょうか?
どうみても「参院選」対策としか見えません。
本当にこれでよいのでしょうか?
消費税を増税したいわけではありませんが、増税を見越した財政運営をこれまでやってきたはずです。
経済減速は、諸事情あるでしょうが政治の結果であり、東日本大震災が発生した2011、3月から2年後の2013、4月には5%から8%に引き上げています。
東日本大震災に比較した場合、熊本地震が消費税増税を止めるほどの影響があるとは思えません。
他の震災と同様、国の予算で復旧させていけばよいだけではないのでしょうか。
サミットの影響で、会期末の6月1日発表の予定のようですが、国政の状況を注視していきたいと思います。