9月8日から22日まで、9月定例議会が開催されました。
今議会での質問者は、13名。26名の市議の半数でした。議会での質問は、市議の重要な仕事の一つだと考えています。私は、3期目の4年間は全議会で質問を行いました。今後も全議会での質問を目標とします。
私の質問項目は下記の通りです。
1.放射能汚染問題について
(1)市民等への被害等の状況について
Ⅰ市長の認識を伺いたい。
Ⅱ自主避難者数について
Ⅲ汚染土壌等の処理について
Ⅳ公共施設等の除染について
Ⅴ一般家庭等の除染について
Ⅵ補償問題について
(2)市民の健康管理について
Ⅰ被ばく等による健康調査等について
Ⅱホールボディカウンターによる検査の実施について
(3)学校教育について
Ⅰ自主避難に伴う児童・生徒等の転校状況について
Ⅱ校舎及び通学路等の除染について
Ⅲ食品放射能測定システムの活用について
(4)農畜産物等の被害について
Ⅰ農産物の安全性について
Ⅱ被害状況について
Ⅲ補償等の対応について
2.中心市街地の活性化について
(1)活性化事業の現状について
Ⅰ事業全体の経過及び成果について
(2)空き店舗対策事業について
Ⅰ現状について
Ⅱ家賃補助等について
(3)中心市街地共同住宅供給事業について
Ⅰ事業内容について
Ⅱ旧農協会館解体費の補助について
Ⅲ地代及びその他の諸経費について
3.市民文化会館建設について
(1)建設内容について
Ⅰ建設場所について
Ⅱ建設規模について
Ⅲ予算等について
私はまず、市長に対し「現在の放射線量は、市民の健康上、安全・安心と言えるのか、市長の考えを伺いたい」と市長の認識を質問しました。
市長からは「白河の放射線量は、年間に換算すると20ミリシーベルト以下ではありますが安心・安全と言いきることはできないと考えている。今後は市民の健康管理に全力を挙げて取り組んでいきたい。」との答弁がありました。
今まで、「安心・安全」を繰り返してきた市長及び市当局です。6月議会では、数カ月過ぎれば放射能の話題も消えるというような答弁が笑い顔と共にありました(議事録に残っている)。
白河市役所は、やっと放射能の危険に気が付きました。
白河市の汚染レベルは、安心安全と言えるレベルではないと認めました。
私は市長に対し、「答弁に基づいて、市民の要望に真摯に取り組むよう」強く要望しました。
次に除染について質問しました。今後、道路・側溝・森林等そして一般家庭内の除染を行う上で、なによりも重要なのは市が設置する汚染された土壌等を収納しておく「仮置き場」の確保です。6月議会においても同様な質問をしましたが、その後どうなったのか。そこで当局に対し「現在、土壌汚染等の除染が最優先課題であり、早急に設置しなければならないと思う。市は、汚染された土壌等の仮置き場の設置を国・県から要請されているが現在どのように考えているのか。」と質問しました。担当部長からは「国が処分場を確保するまでの間、仮置き場が必要だと考えています。現在、市有地を基本とし、急ぎ選定に入っていますが、人家からの距離、地形などを考慮し検討中です。今後、早急に設置したいと考えています。」との答弁でした。私は再質問等において、6月以降、何をしてきたのかと追及し、早急なる除染が必要なので早急に仮置き場を確保するよう強く要望しました。
また、県が放射能汚染低減化として打ち出した「町内会やPTAなどに居住地内の道路や側溝を除染するために機具等の購入費用を上限50万円まで補助する」という政策を受け、「市内の通学路や一般家庭等の除染をどう考えているのか」と質問しました。当局より「県の補助制度を活用し、道路及び側溝等については町内会・PTAに除染の協力をお願いしたいと考えています。一般家庭については各家庭にお願いしたいと考えていますが、除染の器具等については町内会等が購入したものを利用するのも一つの方法だと思います。」との答弁でした。私は、「なにも落ち度のない市民にこれ以上の被曝をさせるような政策はいかがなものかと考えている。しかし、行政を待っていても何も進まないという考えから除染しようとしているように私は思います。今後、住民に負担がかからないような除染政策・方法を国・県に要望して欲しい」と要望しました。
以上のように、事故後半年が過ぎようとしていますが、除染については何も進んでいないのが現状です。また、半年も過ぎた今になり安心ではないと認めた市当局に対し、子どもの健康を守るために自主避難している方々は何を思うのか。
ミネラルウォーターの配布や学校給食の選択制について、担当部署からは前向きな返答を得ながら、「天の声」が聞こえるのか突然後向きになり立ち消えとなる。不思議な現象を何度も体験してきました。
この他、市民文化会館の建設に60億円(概算)を予定しているという市当局に質問を行いました。使用者から意見を聞くということですが、一握りの文化団体のための60億円に納得する市民ばかりではないはずです。著名な劇団、演奏者、歌手等を招き、市民が鑑賞することも「使用」であると私は考えています。となれば、白河市民全員が「使用者」です。広く市民の意見を聞くという姿勢が全く見られないことに危機感を持っています。税金の無駄使いが問題となる今、60億円の根拠も含め、追及していくつもりです。
今議会での質問者は、13名。26名の市議の半数でした。議会での質問は、市議の重要な仕事の一つだと考えています。私は、3期目の4年間は全議会で質問を行いました。今後も全議会での質問を目標とします。
私の質問項目は下記の通りです。
1.放射能汚染問題について
(1)市民等への被害等の状況について
Ⅰ市長の認識を伺いたい。
Ⅱ自主避難者数について
Ⅲ汚染土壌等の処理について
Ⅳ公共施設等の除染について
Ⅴ一般家庭等の除染について
Ⅵ補償問題について
(2)市民の健康管理について
Ⅰ被ばく等による健康調査等について
Ⅱホールボディカウンターによる検査の実施について
(3)学校教育について
Ⅰ自主避難に伴う児童・生徒等の転校状況について
Ⅱ校舎及び通学路等の除染について
Ⅲ食品放射能測定システムの活用について
(4)農畜産物等の被害について
Ⅰ農産物の安全性について
Ⅱ被害状況について
Ⅲ補償等の対応について
2.中心市街地の活性化について
(1)活性化事業の現状について
Ⅰ事業全体の経過及び成果について
(2)空き店舗対策事業について
Ⅰ現状について
Ⅱ家賃補助等について
(3)中心市街地共同住宅供給事業について
Ⅰ事業内容について
Ⅱ旧農協会館解体費の補助について
Ⅲ地代及びその他の諸経費について
3.市民文化会館建設について
(1)建設内容について
Ⅰ建設場所について
Ⅱ建設規模について
Ⅲ予算等について
私はまず、市長に対し「現在の放射線量は、市民の健康上、安全・安心と言えるのか、市長の考えを伺いたい」と市長の認識を質問しました。
市長からは「白河の放射線量は、年間に換算すると20ミリシーベルト以下ではありますが安心・安全と言いきることはできないと考えている。今後は市民の健康管理に全力を挙げて取り組んでいきたい。」との答弁がありました。
今まで、「安心・安全」を繰り返してきた市長及び市当局です。6月議会では、数カ月過ぎれば放射能の話題も消えるというような答弁が笑い顔と共にありました(議事録に残っている)。
白河市役所は、やっと放射能の危険に気が付きました。
白河市の汚染レベルは、安心安全と言えるレベルではないと認めました。
私は市長に対し、「答弁に基づいて、市民の要望に真摯に取り組むよう」強く要望しました。
次に除染について質問しました。今後、道路・側溝・森林等そして一般家庭内の除染を行う上で、なによりも重要なのは市が設置する汚染された土壌等を収納しておく「仮置き場」の確保です。6月議会においても同様な質問をしましたが、その後どうなったのか。そこで当局に対し「現在、土壌汚染等の除染が最優先課題であり、早急に設置しなければならないと思う。市は、汚染された土壌等の仮置き場の設置を国・県から要請されているが現在どのように考えているのか。」と質問しました。担当部長からは「国が処分場を確保するまでの間、仮置き場が必要だと考えています。現在、市有地を基本とし、急ぎ選定に入っていますが、人家からの距離、地形などを考慮し検討中です。今後、早急に設置したいと考えています。」との答弁でした。私は再質問等において、6月以降、何をしてきたのかと追及し、早急なる除染が必要なので早急に仮置き場を確保するよう強く要望しました。
また、県が放射能汚染低減化として打ち出した「町内会やPTAなどに居住地内の道路や側溝を除染するために機具等の購入費用を上限50万円まで補助する」という政策を受け、「市内の通学路や一般家庭等の除染をどう考えているのか」と質問しました。当局より「県の補助制度を活用し、道路及び側溝等については町内会・PTAに除染の協力をお願いしたいと考えています。一般家庭については各家庭にお願いしたいと考えていますが、除染の器具等については町内会等が購入したものを利用するのも一つの方法だと思います。」との答弁でした。私は、「なにも落ち度のない市民にこれ以上の被曝をさせるような政策はいかがなものかと考えている。しかし、行政を待っていても何も進まないという考えから除染しようとしているように私は思います。今後、住民に負担がかからないような除染政策・方法を国・県に要望して欲しい」と要望しました。
以上のように、事故後半年が過ぎようとしていますが、除染については何も進んでいないのが現状です。また、半年も過ぎた今になり安心ではないと認めた市当局に対し、子どもの健康を守るために自主避難している方々は何を思うのか。
ミネラルウォーターの配布や学校給食の選択制について、担当部署からは前向きな返答を得ながら、「天の声」が聞こえるのか突然後向きになり立ち消えとなる。不思議な現象を何度も体験してきました。
この他、市民文化会館の建設に60億円(概算)を予定しているという市当局に質問を行いました。使用者から意見を聞くということですが、一握りの文化団体のための60億円に納得する市民ばかりではないはずです。著名な劇団、演奏者、歌手等を招き、市民が鑑賞することも「使用」であると私は考えています。となれば、白河市民全員が「使用者」です。広く市民の意見を聞くという姿勢が全く見られないことに危機感を持っています。税金の無駄使いが問題となる今、60億円の根拠も含め、追及していくつもりです。