無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

政務活動費と行政視察費、議員定数について

2019年06月20日 13時13分46秒 | 政務調査費・政務活動費
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ご存知の方も多いと思いますが、私は政務活動費を使わずに議員活動をしています。隔月発行の活動報告書『はってん』は、政務活動費を使わずに自費発行しています。この信念を貫くために、無会派でおります。

活動報告書発行のためであれば、政務活動費を使ってはどうですか?と有難いご意見をいただきます。私が使わないことにより、政務活動費を含めた議員活動や税金の使われ方や情報公開のあり方について、皆様に関心を持っていただくキッカケになればと思います。

会派に所属した場合、視察などに使われる場合が多くなります。北海道や九州など遠方への視察も多いため、2泊から3泊になることが多いようです。活動報告書発行分は余らないでしょう。年間24万円の政務活動費の他に、各委員会で行く行政視察もあります。年間議員一人12万円の予算です。

合計議員一人年間36万円。

いろんなご意見があると思います。まず、私が思うのは、どこで何をしたのか?費用(税金)を支払ってくださった納税者である市民に報告が必要ではないか?ということです。一般市民参加型の報告会を行い、かかった費用の詳細も含めて、市民に報告する方が、より市民の皆様が市政に参加できるのではないかと考えます。そうでなければ、税金負担をなしにして、実費負担型にしてはどうか?と考えます。その都度実費を議員個人が負担してはどうか?と考えます。

また、議員定数削減をするべきだと長年訴えてきました。今回2名削減されましたが、人口などを考えると、議員定数は20〜22名で良いと考えます。

更なる議員定数削減を目指します。

いろんなご意見があると思います。皆様のご意見に耳を傾けてまいります。




本日も「政務活動費」関連記事

2016年10月03日 22時06分50秒 | 政務調査費・政務活動費
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今日も朝方は小雨模様。
日中は、天気が回復しましたが、変わりやすい天気に身体は困惑気味。
本当に疲れます。

除染も終了し、明日は事後検査が予定されています。やっとという感じです。
でも、キレイにもなり、安心もできました。

さて本日も、朝日新聞社会面でこんな記事を見つけました。
「改革進まぬ都議会」
政務活動費関連の記事です。
早大マニフェスト研究会の調査による各都道府県議会の情報公開の状況です。
特に東京都議会に焦点をあてての記事です。
改革が進んでいる議会もありますが、住民レベルから言えば「もっと情報公開せよ」と言いたくなる議会が殆どです。
政務活動費が当然の権利だと勘違いし、我々住民の血税だということを忘れている議員の方々が多いのではと思わざるを得ません。

富山市議会の事件の後、毎日関連記事ばかりです。
こんなことでは、市民、特に被災民は怒り心頭だと思います。
「頑張れ熊本、頑張れ九州。頑張ろう福島」

議員、政活費「見える化」におよび腰

2016年10月02日 23時21分50秒 | 政務調査費・政務活動費
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昨日のブログは、更新の作業を間違え、下書きのままとしてしまいました。スイマセン。

本日の朝日新聞朝刊一面に「政活費 常時公開5割 領収書 ネット公開は1割未満」
との記事がありました。
また関連して、社会面に
政務活動費「見える化」及び腰、「議員、あれこれ言われる」「第三者のチェック進まず」
との記事がありました。


多くの議会で、議会基本条例が制定され「市民・住民に開かれた議会を目指す」「信頼される議会をつくる」などという文言が盛り込まれています。

これで本当に「議会が活性化され、市民に開かれ、信頼される」ことになっているのでしょうか。
甚だ疑問です。
今回の報道のように、市民・住民が「政務活動費の使用状況」を簡単に調査できないようにしている、若しくは知らせないようにしているとしか言えないと思っています。

富山市議会のようなことは別格ですが、どこか後ろめたいところがあるからだと思います。
私は、議員として一期目の4年間、「政務調査費」を使わせていただきました。
「パソコン購入」「議会報告書 はってん作成費」を始め、「調査研究費」として『会派』で先進地視察を行いました。
『会派』で行くことが悪いとは言いません。
しかし、視察の目的・視察場所・日程等を一部の議員に任せ、旅行気分で同行する議員もいたように感じます。
私は、いつも視察の企画に参加していましたが、報告書すら人任せにする議員もいたことは事実です。
こんな「調査研究費」、どこかおかしい。
そして、政務活動費の使われ方に納得できないものがありました。
また市民より「一般の職人やほとんどのサラリーマンは、自分のスキルアップのために自腹でやっている。議員や公務員だけが、当然のように税金でスキルアップを行っている。どこかおかしくはないか?」と言われた言葉が胸にささり、2期目以降「政務調査費・活動費」に関しては使用せず、自費で行うこととしています。

そんな私からみれば、今回の朝日新聞の報道は「もっと早く気が付いてほしかった」と思います。
全国でも、「政務活動費」の制度がありながら、使用しないのは私ぐらいだと思います。
多く市民に「議会報告書や広聴会を自前でやっているが、これこそ市民が望む政務活動である。正々堂々と政務活動費を請求し、
もっと活動を広げてほしい」と言われます。
しかし、全国の多くの議員が目を覚まし、「政務活動費=市民の税金」ということが根付くまでもう少し政務活動費を利用しないで頑張ろうと思います。

「こんな状況だから、被災地の復興なんかできないよな」
知人の言葉です。
本当に困窮している熊本をはじめとする九州、先日の台風被害が酷かった岩手・北海道。
そして、原発被害にいまだ苦しむ福島。
「政治がこんなことをやっていていいのか、無条件で請求書や報告書を市民に開示すべきだ」と全国の議員に申し上げたい。
「頑張れ熊本、頑張れ九州。頑張ろう福島」







47都道府県議会、政務活動費11億円返還

2016年02月19日 06時13分52秒 | 政務調査費・政務活動費
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さて昨日も市民の皆さまのところを伺ってきました。
知人のお宅で「功一君、新聞の雑誌の広告欄に名前と写真が出ていたけど、大丈夫なの?」。いつもと同じ内容でした。

「議会だより」及び2誌の雑誌が出版されて以来、多くの方に「選挙公営制度」に関する「市議会からの懲戒処分」についてお話をされます。
いいことなのか悪いことなのか、本当に有名になってしまった用です。
しかし、自分の信念を貫き通し、今後とも活動をしていきたいと思います。



本日の新聞記事に2014年度の47都道府県議会の政務活動費総額約120億円のうち、約11億円が返還されたとの記事が出ていました。
昨日、政務活動費について記載させていただいていたので、ここで少し紹介したいと思います。
記事の内容を読んでみると、やはり一昨年の兵庫県議会議員の問題や最近の不正請求の問題で、数多くの議会において返還金額が増えたと書かれています。また、不正請求金額も増加していると。各議会とも調査研究関連費が減少しているとも書かれていました。調査研究関連費、その多くは先進地視察費等だと推測されます。つまり、視察費が減ったということです。


都道府県議会に限らず、市町村においても同様なことが起きているのではないでしょうか。そして、我々議会においても政務活動費のあり方について考えなければならないのでしょうか。

政務活動のあり方について

2016年02月18日 06時24分31秒 | 政務調査費・政務活動費
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さて、今日の朝日新聞朝刊に「仮設5年で190人孤独死」の見出しがありました。
早いもので、あの「東日本大震災」から5年が経過しようとしていることを改めて実感しました。
復興公営住宅の整備も遅ればせながら進行しているようですが、長い年月暮らしてしまうと離れがたくなってしまうと聞いています。「近所で見守りを」と専門家の話も出ていますが、行政がもう少し直接的にかかわる必要があるのではないかと私は考えます。

先日、市民の方から「政務活動費」ついて、お尋ねがありました。
それは「政務活動費の不正請求」について、
テレビ報道があったからだと思います。

市民の方から
「どうしたら、約1000万円ものお金を不正に取得することができるのか。」とのお尋ねでしたが、
「私にもわかりません。しかし、大きな市では月に数十万円の政務活動費が支給される仕組みになっていて、今回は4年間分と聞いています。私も領収書や使い道の確認等、監査がどうなっていたのか不思議だと感じています」と回答させていただきました。

先日来「選挙公営制度」についてのお話をさせていただいていますが「政務活動費」も市民の皆さまの「税金」から支給されています。当然のことながら、大切かつ有効的に使用し、その報告等をしっかりしなければ「政務活動費」を使用する資格はないと私は思います。

私は約8年前から「政務活動費」の請求をせず、自費つまり報酬の範囲内で活動しています。
その理由は、各議員のこれまでの政務活動費の利用状況に納得がいかないからです。
例えば、その活動費のほとんどが「視察研修費」であり、その結果が市民に知らされていないこと。
また、政務活動をしているのに「議員提出の条例案」「執行部提出の予算及び条例案に対する修正案」等が一度も出されていないことです。
一般質問においても、視察先での事例を紹介し、執行部に提案はされていますが、実行されたものは殆どないように感じます。

私は一昨年、仮設住宅の住民から「復興公営住宅にペットと一緒に住むことはできないか」との要望に対して、他の仮設住宅住民に対して、希望の有無を訪問調査し、また県及び他市の状況を確認したうえで、一般質問を行い、最後には「県内で2例目」の復興公営住宅のペット可が実現できました。
これが本当の「政務活動」ではないのでしょうか。


私は今後もこのような活動を続けていきたいと思います。