松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆熟議の市長選挙⑥・まっとうな意見(三浦半島)

2017-07-10 | 1.研究活動
 新城市の人たちも発言しはじめた。
 
 元JCの田村太一さんからである。白井さんのブログに投稿された。実にまっとうな意見である。一方では建設会社をきちんと経営しつつ、新城市のまちづくりなど、社会的に地道に活動している田村さんらしい。足に地が付いた発言だと思う。


 「政策による選挙の実現」におおいに賛同します。
 また、私のもとにも、立候補予定者3名による討論会の実現を期待する声が寄せられています。

 僭越ながら、青年会議所(JC)時代に、10数回の公開討論会に携わった経験から、一言ご注進申し上げます。

 公開討論会における、最初で最大の課題は「すべての立候補予定者の参加」です。理由はいうまでもなく、来場者(有権者)は、特定の立候補予定者の政策を聞きたいのではなく、すべての立候補予定者の政策論争を聞いた上で、自身の判断を下したいと考えるからです。

 むろん、立候補予定者各々の事情もあるため、やむなく一部の候補者のみでの開催を余儀なくされるケースもありますが、それらは概ね来場者は少なく、または特定の支持者のみの来場であったり、満足度も低いものとなっています。

 重ねて申し上げます。立候補予定者3名が揃った形での討論会の開催を切に望みます。討論会という場で、有権者に早く互いの政策を伝えるということも非常に重要なことですが、有権者が望むかたちで伝えるということもまた、非常に重要なことだと考えます。

 お忙しいことと存じますが、ご一考いただければ幸いです。
 Posted by 田村太一 at 2017年07月09日 23:34


 伝えた人の立場で仕組みをつくるのではなく、聞きたい人の立場に立って、ものを考えて欲しいという指摘は、とても重要だと思う。

 公開政策討論会の仕組み作りは、初めてのことで、実際には簡単ではない。それを一からやっていたら、時間ばかりかかってしまう。経験者しかわからない、ちょっとした工夫も数多くあるだろう。田村さんたちの経験や知識は、借りたほうがぜんぜん得だと思う。決定は、白井さんと穂積さんが判断ですればよく、途中をショートカットするために、こうした知識・経験の活用も考えたらどうだろうか。田村さんも一肌脱いでくれると思う。
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