部会で作り上げたたたき台を全体で確認した。
全体を見て、改めて感じたことであるが、自治基本条例は、○○をしてはいけないという条例ではなく、目指すべき目標を定めて、それを創りあげていく条例である。目指すべき目標は、決して突飛なものでなく、ある意味、当たり前のことである。創りあげていく条例である故、創りあげるプロセスと制定後の不断の努力が必要になる。
そんなのは条例ではないという意見もあるだろう。従来の法務の枠で考えると、権力を縛り、市民に権利を付与し、義務を課すのが「条例」だからである。しかし、自治基本条例は、こうした「条例」の枠を大きく超えるものである。自治の文化や社会を「創造していく条例」である。
その分、自治基本条例は難易度が高い条例となる。「してはいけない」条例ならば、不作為ですむが、創っていく条例であるので、市民・行政、議員の一人ひとりが動いていかなければいけない。不断の努力が必要になる。動ける仕組みをつくっていかなければいけない。それが難しいのである。
だから条例をつくるはじめから、役所だけではやってはいけないことになる。できる限り多くに市民がかかわり、自治の当事者である市民・行政・議員が、関わって行く必要がある。戸田市は、次に、このたたき台をパブリックコメントにかけ、同時に、こちらから出向いて市民の意見を聞く(PI)ことも行う。条文検討部会も、市民・行政で一緒の行うことになる。こうした一歩一歩が、自治を創っていくことにつながっていく。
それゆえ、自治基本条例では、制定後の進行管理が重要になる。人はついつい安きに流れやすいが、不断の努力をする仕組みが重要になる。きちんと根拠があって、かつ実質的な議論ができる仕組みを構築していくことが大事なのだろう。
引き続いて、がんばっていこう。
全体を見て、改めて感じたことであるが、自治基本条例は、○○をしてはいけないという条例ではなく、目指すべき目標を定めて、それを創りあげていく条例である。目指すべき目標は、決して突飛なものでなく、ある意味、当たり前のことである。創りあげていく条例である故、創りあげるプロセスと制定後の不断の努力が必要になる。
そんなのは条例ではないという意見もあるだろう。従来の法務の枠で考えると、権力を縛り、市民に権利を付与し、義務を課すのが「条例」だからである。しかし、自治基本条例は、こうした「条例」の枠を大きく超えるものである。自治の文化や社会を「創造していく条例」である。
その分、自治基本条例は難易度が高い条例となる。「してはいけない」条例ならば、不作為ですむが、創っていく条例であるので、市民・行政、議員の一人ひとりが動いていかなければいけない。不断の努力が必要になる。動ける仕組みをつくっていかなければいけない。それが難しいのである。
だから条例をつくるはじめから、役所だけではやってはいけないことになる。できる限り多くに市民がかかわり、自治の当事者である市民・行政・議員が、関わって行く必要がある。戸田市は、次に、このたたき台をパブリックコメントにかけ、同時に、こちらから出向いて市民の意見を聞く(PI)ことも行う。条文検討部会も、市民・行政で一緒の行うことになる。こうした一歩一歩が、自治を創っていくことにつながっていく。
それゆえ、自治基本条例では、制定後の進行管理が重要になる。人はついつい安きに流れやすいが、不断の努力をする仕組みが重要になる。きちんと根拠があって、かつ実質的な議論ができる仕組みを構築していくことが大事なのだろう。
引き続いて、がんばっていこう。