松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆空き家の利活用(茅ヶ崎市)

2017-01-06 | 1.研究活動

 茅ヶ崎市・寒川町の合同研修の4回目である。1月5日からスタートと、私にとっても、今年の初仕事になった。

 空き家の利活用、とりわけ地域活性化のために空き家を使おうというテーマで研修をやっている。研修であるが、ふとゼミをやっている感覚になる。

 

 この日は、発表用のパワーポイントづくり。利活用をテーマごとに分けて、作りこみを行った。面白いのは、一人ひとりの個性が現れること。うまくは表現できないが、人は多様だという当たり前のことである。無理に同じ色にする必要はなく、ほかのPPTを参考にして、それを斟酌したうえで、自分がいいと思ったものを作るといいと思う。

 最終発表は、1月17日。楽しみである。

 研修担当のYさんと、いつも食事に行くが、茅ケ崎市が力を入れているライフ・ワーク・バランス(シナジーともいう)について、触発される話を聞いた。これは要するに、単なる仕事の心がけではなく、昔の言葉で言えば、官民の役割分担につながる話である。すべて行政がやるという時代は、終わっており、協働(一緒のやるという意味ではない)の時代に入ったが、それがライフ・ワーク・バランスということなのだろう。

 考え方は、容易に理解できるが、難しいのは、それをどう実践するのかである。ある意味、市民のほうが力を発揮する分野は、市民にゆだね、行政は手を引くという話であるが、どう実践するのかが難しい。いくつかアイディアはあるので、その実践の道筋を考えてみようと思った。とりあえず、11日にある茅ヶ崎市の研修会で、そのヒントを出してみようと思う。

 11日の研修会の担当が、ゼミの卒業生のK.Sかぁである。茅ケ崎に来ると、いつもK.Sかぁのところに寄る。この日も、帰りがけ、4階の自治推進課の壁の陰から様子を見てみた(K.Sかぁは、「怪しい」というが、私は、ルノー・ヴェルレーのイメージである)。この日は、まじめに、パソコンを打っていた。

 そういえば、この前、K.Sかぁは、「相模女子大学 松下啓一様」という、よそよそしい、研修依頼文を送ってきた。そんな文章を書けるようになったのかと驚いた。ただ、そのあと、ラインが来て、「エヘヘ、よそよそしい文章を書きました」と書いてあったので、やはり、たいして進歩をしていないのだろう。K.Sかぁには、資料がほぼできているよと、蕎麦屋の出前みたいなことを言ってしまったので、今日は、頑張って、作ることにしよう。ただ、その前に、再就職に備え、ジムに行こう。

 

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