松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★コミュニティづくり推進大会・野球は9人でやろう(鹿児島県)

2011-02-05 | 2.講演会・研修会
 鹿児島県のコミュニテイづくり推進大会に参加した。テーマは、「みんなで創ろう 元気あふれる コミュニティの「わ」』」である。場所は、能舞台があることで有名な県民ホール。表彰式のあと、講演とパネルディスカッションに参加した。
 改めてわかったが、鹿児島県というには、南北に長い県である。一番南は、与論島で、私が最初に教わったころは、日本の最南端といわれたところである。パネルディスカッションのパネラーも、旧大口市、種子島、鹿屋市、加世田など、広範囲にわたった(会場に来られた方は、離島からも、数多く参加したようだった)。こうした県であるから、当然、過疎や高齢化も進み、さまざまな問題を抱えているが、実に元気のよいパネルディスカッションになった。
 パネルディスカッションで、シナリオのようなものがあることがある。たしかに大筋を把握して、自分はどこで何を言うのかを算段をするのには、全体の流れが必要である。しかし、これがひどくなると、それぞれがシナリオを読んでいるようなパネルディスカッションになる。ずっと昔、パネルディスカッションにみんなが不慣れなころ、そんなフォーラムもあった。
 私が、進行を担当したので、今回も、予定調和ではなく、パネラーの発言を受けて、さらに発展させるという運営でやった。
 最初は、緊張気味のパネラーも(普通の市民が、こうした会議に出るのはそうあることではない。当然だろう)、二順目あたりから、それぞれの個性が出て、私の変則質問にも、それぞれなりの個性で答えていた。パネラーの人となりが、出たフォーラムになったと思う。最後は、パネラーからの替え歌もでて、会場の手拍子で盛り上がった。まさに、「みんなで創ろう 元気あふれる コミュニティの「わ」』」のコミュニティ推進大会となった。遠くから参加して、よかったと思う。
 今回も担当の方々にも、大変お世話になった。またまちづくりの興味深い取り組みも聞いた。鹿児島には興味深い先進事例がある。今回は、日帰り旅であったが、機会を作って、ゆっくりと勉強して回ることにしよう。

 お土産は薩摩ラーメン、薩摩揚げ、薩摩きんつばetc。種類は多いがたいした経済効果ではない。新燃岳がもくもくと噴煙をあげていた。がんばってほしい。


 
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