9月半ばから10月初旬にかけて、講演・研修はしばしお休み中です。
娘の出産にあたり、体力に自信がない連れ合いが、私が傍にいないと不安に思うので、授業以外には、出かけないと約束して、講演や研修はしばしお休みをしている。この時期も、多くの方に声をかけていただいたが、すべてお断りをし、また日時の変更をする等のお願いすることで、勝手を言わさせてもらったが、連れ合いとの約束なので、無理を言わさせてもらった。
赤ん坊を抱いている娘を見ると、この前まで小さな子どもだったのにと、不思議な気持ちになるが、このように、私たちは代をつないできたのだと改めて思い、それゆえ若い人たちが、安心して代をつなげるような社会を創るのが、私たちの世代の役割だと改めて感じた次第である。ともかく、しばし、私は家事に注力し、ひと段落したら、再度、復活することにしよう。
講演・研修に行かないので、原稿を書く時間が比較的ある。3本を同時進行で書いているが、今集中しているのは、『自治体の政策立案』である。体験的な政策立案は、『政策条例のつくりかた』(第一法規)に詳しく書いた(今は、もうこんな本はとても書けない)ので、政策決定論や政策過程論といった公共政策論の理論を踏まえた本にしようと考えている。でも、読みやすさを考えて、2ページ1項目的な本にするつもりである。年内校了くらいの気楽な感じで書いてみよう。