
はじまったばかりの自治基本条例のPRについて、みんなで考えている。
自治基本条例のPRには、2つのアプローチがある。一つは、自治基本条例の概要説明的なPRがある。こうしたPRも必要だろうが、聞いた方は今一つリアリティがないだろう。本当に必要なPRは、自治基本条例によって、私たちの暮らしが、よくなっていく方向に向かうことが感じられる、あるいは、自治基本条例を使うことで、自分たちの活動が、より前に進むことが実感できるようにPRすることだろう。
新城市の取り組みは、わかりやすい。これは、行政、議会、市民(地域団体、NPO、企業等)が、それぞれ存分に力を発揮することで、まちが抱えている課題を乗り越えていこうという条例である。具体的に、地域と疎遠になった若者の参加を後押しする若者政策・若者議会、男性優位社会の中で出番が少ない女性の出番をつくる女性議会などが、自治基本条例の取り組みとして、施策化されている。
戸田市の自治基本条例も、新城市と同種のものなので、同じように考えて、これまであまり力が出せなかった公共主体を対象に、「こうすれば力を発揮していける」といったことを具体的に示しながら、PRしていけばいいだろう。
思い付きであるが、例えば、戸田市は人口移動が激しいので、中には腰かけて的に戸田市で暮らしている「腰掛け市民」もいるだろう。この腰掛け市民を対象に、おもしろい事業のヒントが出そうである。
この日は、傍聴者が1名。一緒に自治基本条例を考えたEさんだった。仕事がひと段落したので、会議をのぞいてみたとのこと。戸田市の場合、自治基本条例づくりを一緒に考えてきたメンバーが多数いるが、推進委員会にほとんど入っておらず、こうした蓄積をもつ人の力が、宙に浮いてしまった。こうした人たちのパワーを再結集するのも、戸田市自治基本条例の普及・啓発のひとつだろう。
戸田市の会議は、夜の7時から。この日は、5時間目まで授業があり、ワークショップを行うという私の役割もあって、時間に間に合うように、慌てて駆け付けた。しかし、JRの人身事故や車両故障にダブルパンチがあり、戸田公園駅でタクシーがちっとも捕まらず、仕方なしに、久しぶりに、市役所まで走った。帰りも、電車の乱れは続き、一瞬、赤羽あたりに泊まろうか思ったが、思いとどまった。
名前だけでは分からないと思いますが、唯一の大学生のアイツです笑
この間図書館で先生の著書を見かけて、このブログに辿り着きました。
卒論のテーマでまちづくりや協働について取り上げようと思っているので色々参考にさせていただきます!
次回の委員会もよろしくお願いします。
少しずつ、戸田らしい自治基本条例推進委員会に、なっていますね。多くの人が、注視しているので、期待に応えられるよう、お互いがんばりましょう。
ここで、大いに学び、また大いにパワーを発揮してください。卒論の素材も、たくさんあります、
卒論で、同じ若者の意見も取り上げたいとおもっています。
その際は先生のゼミの方々に是非ともご協力お願いしたいです。よろしくおねがします。