松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆相模原指定都市10年・できたこと、できなかったこと③政策提案機能

2020-07-18 | 南区区民会議終わる
 区民会議はシンクタンクである。

 協働から考えると、いろいろな可能性が見えてくる。区民会議の政策提案機能もそのひとつである。協働とは、一緒にやることではなくて、その力を存分に発揮することである。

 区民会議は色々なメンバーで構成されている。一人ひとりの経験も多様である。例えば、副会長の坂本さんは、大きな会社の社長をやってきた。

 地方自治については、専門でなくても、それぞれの知識、経験を引き出せば、役所以上のシンクタンクになる。今期は、高校生をターゲットに調査を行ったが、これは元校長先生の安藤さんの協力、アドバイスがあったからである。

 だから南区区民会議は、相模原で初めてということをいくつかやった。
 ①無作為抽出もそのひとつである。これについては、何度か書いたので繰り返さないが、区民会議の提案と、区役所職員の奮闘で、相模原市役所でも、普通に行われるようになった。

 ②若プロも、初めての試みである。相模原の強みである若者が、公共活動の一翼を担う。全国でも、こういうカタチの若者会議は、そうないであろう。

 ③トリセツも、全国で例がないだろう。このトリセツは、区民会議メンバー、南区、区内の学生たち、みんなの合同作品である。

 区民会議は、シンクタンクと言ったが、ただ提案するだけでなく、実践も含めた行動するシンクタンクである。市長の諮問に答えているだけではもったいない。自分たちで、問題を見つけ、解決策を提案するシンクタンクである。

 繰り返すが、市民は力を持っている。それを引き出すことが、協働であり、区民会議において、私が心がけたことのひとつでもある。

 
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