松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★実務で使える政策法務研修(富山市)

2018-08-29 | 2.講演会・研修会
 恒例になった富山市における政策法務研修である。

 富山市のこの研修の特徴は、受講生が真面目ということである。これは富山というお国柄というせいもあるし、富山市役所は、試験が難しいので、真面目でないとなかなか合格しないという事情もあるのではないか(後者は私の推測)。

 だから、私のオヤジギャクは、ほとんど上スべりになる。焦って、うけを狙えば狙うほど、どツボにハマることになる。今年こそはと思ったが、まだまだ修行が足りなということなのだろう。来年は、がんばろう。

 富山に行くときの楽しみの一つが、富山市役所の組織内弁護士をやっている福島さんにお会いすることである。当日の朝、市役所にいくと、律儀に待っていてくれて、お昼は2日間とも、一緒に、社員食堂で、ざるそばを食べ、その後、お茶を飲みならが、情報交換をするという過ごし方をここ数年やっている。

 頭の回転が早いので、とかく話を飛ばしがちな私の話も、きちんと理解してくれ、会話をしてくれるので、話がトントンと進む。

 この日は、夜もご一緒し、私の体験談のような話になった。2時間半、飲みながら話した話も、途中、話がつっかえないので、全体を通して、体系的な話となったのは、我ながら驚いた。むろん、富山なので、食事はうまかった。

 まとめて言うと、公務員としての挟持、社会人(職業人)としての自覚的認識と社会的挑戦力の話であるが、ひとつひとつのエピソードが、全体の体系図の中に、うまく収まるような感じで、なにか頭がスッキリとしたような気がした。

 これを記述すれば、公務員としてのあり方のような話になって、一冊の本になるのではないかという結論になったが、いかんせん、今となっては、記憶は断片的で、刺し身や肴の記憶も混じり、うまく思い出せない。結構いい話をしたと思っていても、きっと逃した魚のような話で、実は大した話ではなかったのかもしれないが、ともかく頭がスッキリした気がした。

 富山市の研修所の方たちには、いつも、いろいろと気を使っていただき、今回も、感謝申し上げたい。とくに担当のTさんには、ゼミの学生に対するような気になって話をして、大変、失礼した(お子さんが3人いるとは知らなかった)。

 今回の富山は、いつもと違うホテルにした。畳敷きで、低位ベットの部屋で、とても落ち着き、仕事がはかどった。次の原稿は、若者3部作の3冊目、若者参画実践編を書いているが、おかげで、壁を一つ乗り越えることができた。

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