『福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができるまちづくり条例の意義・展望』の初校が来た。
名古屋の風媒社からの出版で、ブックレット版、100ページくらいの小さな本である。
前半は、この条例の解説で、残りの3分の2は、対談である。読みやすくなるように、論点ごとに、目次を多くした。全部で50以上の論点はあるのではないか(今度数えてみる。数えてみた。93あった)。
校正をしているが、率直に言って、よくこんなことを論じたなあと思うくらい、さまざまな角度から、この政策のポイントやつくるプロセスの勘どころを論じている。
それほど集中したのだろう。今ではとても、こんなことが言えないといったことが随所にある。
メンバーは、前市長の穂積さん、この政策をリードした前澤さん、アドバイザーでさすがのベテランである長坂さん、新城市職員のなかでも最も熱い職員の一人である川窪正典さんの4人だから、面白くない訳はない。
なるほどを頷きながら、校正している。
タイトルを見ると、『支える人を支える」まちを創る』が前面に出ている。私とすると、こちらの方がサブタイトルかと思ったが、第三者から見ると、こちらの方がメインと認識したのだろう。支える人を支える政策の自信になった。このままでいこうと思う。
発売後のイベントもアイディアをいろいろ出していて、このメンバーなので、何かできそうである。楽しみ。
値段も1000円ということで、この内容ではお得感もあるだろう。この調子では、8月の終わりころには、発売になると思う。政策起業家としては、いい仕事をしたと、多少の自画自賛。