★政策法務研修（川口市）

　美男美女の研修所といえば川口市である。その川口での政策法務の研修である。
　川口市は、去年に引き続いての研修となった。２週連続でワンセットの研修で、いわば１週間、考える時間がある研修である。最近は、こうした研修が増えてきた。講師の先生のほうも、連続２日を確保するのが難しいので、私にとっても好都合である。川口市は、去年は、このワンセット１回の研修であったが、今回は２回に増えていた。受講生が増えたのだろうか。

　研修内容は、去年と同じなのに、今回は、進むペースが、ぐんと遅くなってしまった。これは受講生の理解が遅いということではなく、私の話がくどくなったからである。今回は、１年間の無職時代、島田紳助と一緒に仕事をした話にまで及んでしまい、これでは明らかにオーバータイムとなる。川口市の場合、終了時間が１７時１５分というのが、落とし穴で、つい時間があると思ってしまったためだと思う。

　川口市は大きな町なので、職員同士知らないという場合が多いので、アイスブレーキングで宣誓条例から始めている。今回は職員課の職員もいて、ネタバレを懸念したが、案ずるより産むがやすしとなった。放置自転車条例の問題では、川口市の現状に引き戻して回答したものがあって、これは立法事実から考えるというもので、とてもよいことだと思う。

　話が長い割に、ツボを外したり、すべったりすることが多く、やや落ち込んで家路についた。川口は三浦半島からは遠いが、赤羽から湘南新宿ラインがあるので、帰りは座って帰れる。あっという間にうとうとしてしまい、さっき、落ち込んだことなど、すっかり忘れてしまった。こうした切り替えの早さも、自然に体得した「職業的進化」なのかもしれない。
　ともかく来週の２日目は、がんばろう。