松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆依頼原稿など・5月の終わりに(三浦半島)

2014-05-30 | 1.研究活動
 大学の研究者には、毎年どのくらいの依頼原稿があるのだろうか。

 私は、ここ1,2年は、年間に2本程度である。これは大学の先生にとっては、平均的な数字なのだろうか。以前、連載を2本抱えていたことがあり、移動中の新幹線では、いつも原稿を書いていた。何か売れっ子作家のようで、一見、格好がよいが、原稿を出すとすぐに締切になるといった感じで結構しんどかった。

 原稿は、時間があればかけるというものでもなく、気持ちで書くものだと思う。正確に言えば、書きたいという思いが出てくると、一気に書ける。私は、書きたいと思うものがいくつかあるが、なかなか書けない。気持ち以前の能力の問題なのかもしれない。

 今書いている依頼原稿は、全国市長会の「市政」からのもので、テーマは空き家問題である。空き家問題は、この1年で急速に研究蓄積が増えたが、それらを踏まえて、書いてみようと思う。

 あとは6月20日のNOMAの研修のテキストづくり。「新しい政策のつくりかた」がテーマである。1日の研修なので、研修そのものには十分であるが、新しいシリーズの本にしようと思っているので、多めに資料をつくっている。

 5月も研修や講演が少なく時間に比較的余裕があった。その分、学生たちの面倒をきめ細かく見ることができた。今年の1年生は、まちづくりをやってみようという学生が随分といて、彼女たちのそれぞれに、むいてそうなものを紹介してあげた。

 三浦半島にいる時間も長かった。私のお休みの日の行動パターンは、私は近くのジムで緩い運動、連れ合いは馬堀海岸の日帰り温泉に行く。その後、合流して遅い昼食となるというものである。この日は、久しぶりに走水の「料理旅館やまに」へ行った。連れ合いは、お茶が飲めないが、ここでは、黙っていても白湯を出してくれる。

 食事中、二男坊からメール。仕事が決まったとのこと。これまでの仕事を辞めて、福祉の勉強をしなおしていた。まずは実務をたくさん経験してほしい。おめでとう。

 海が近く、いつもは空気が澄んでいる三浦半島であるが、この日は、空気が、全体にもやっている。黄砂が来ているだろうか。

 
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