今週は鎌ヶ谷市。
鎌ヶ谷市については、同じことを何度も書いている。大阪国際大学を急遽、やめることになって、無職になった。相模女子大学にお世話になる1年間は、貴重な体験をした。
まず心配したのは収入。どうやって暮らすのかである。もともと大してお金は使わないし、ほしいものもとくにはないし、借金もローンもないので、何とかなると思ったが、そのとき、研修しませんかと最初に声をかけてくれたのが、鎌ヶ谷市である。その後押しをしてくれたのが、千葉の市町村研修センターである。以来、両方からの研修等の依頼は、万難を排して、やっている。
島田紳助のチームと一緒に、テレビの仕事の仕事をしたのも、このときである。そのとき、感じたのは、テレビの仕事は長くやるものではないと思った。コメンテーターも頼まれたが断った。やっていても、成功はしなかったろう。この顛末は、以前、書いた。
時間があるので、連れ合いと、日ごろ行かれない、長期の海外旅行に年3回は行こうと約束した。これも2回で終わった。後半は、講演や研修の仕事が忙しくなり、前の生活と同じようになってしまったからである。これも、すでに書いた。
今回の研修も面白かった。入庁8年目くらいの主任になったばかりの人たちで、グループワークをやると、和気藹々、皆で知恵を出しながら、いい発表になった。とりわけ、女性の活躍が顕著で、今回最優秀を取ったのも、女性だった。今回の参加者が、これからの鎌ヶ谷市を背負って立つことになるが、私の研修が、その一助になれば、なによりだと思う。