松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆予告・シンポジューム「ひきこもりを地域の力に」(相模大野)

2014-05-01 | 1.研究活動
 今年度の松下ゼミのシンポジュームは、秋田県藤里町の取り組み「ひきこもりを地域の力に」です。

 今年は、NHKのクローズアップ現代でも取り上げられた、秋田県藤里町の「ひきこもりを地域の力に」をリードした藤里町社会福祉協議会常務理事の菊池まゆみさんに来ていただき、みんなで考えてみようと思います。

 秋田県は、美人の産地ですが、それは日照時間が短いからだそうです。その分、家に閉じこもる機会が多いのか、あるいは都市圏に比べて経済的に不利なこともあってか、ひきこもりの率が高い県とされています。

 藤里町は、秋田県の北部で、青森県との境、白神山地のある町です。この町で、菊池さんたちは、調査を始めます。大げさに言えば、一軒一軒、まわって、ひきこもりを探し、その解決方法を探る活動です。

 この話を聞いて、私は、岩手県沢内村の話を思い出しました。こちらは昭和40年代前後の保健婦さんの取り組みですが、久しぶりに、地方自治の原点に出会ったような気がしたのが、今回、シンポジュームを企画したきっかけです。

 いつもならば、ゼミ生全員で、そのまちを訪ねるのが、松下ゼミの恒例ですが、Yahooの路線検索で調べたら、最寄りの駅から町役場まで、徒歩108分とかいてありました。あまりに遠く、かつ交通費もかさむので、今回は、みんなで行くことはあきらめました。

 菊池さんには、講演依頼が多く、大変お忙しいと聞いていましたが、今回、快く引き受けていただきました。ありがとうございます。良い講演会にしようと、ゼミ生で勉強中です(ちなみに、この日はゴールデンウイークですが、大学はいつもの通りです。)

 シンポジュームの概要
 1、テーマ・講師
   「ひきこもりを地域の力に」
   秋田県藤里町社会福祉協議会常務理事・菊池まゆみさん
 2.日時・場所
   平成26年7月20日(日)13時から15時
   相模女子大学7号館1階教室
 3.主催・運営
   相模女子大学社会マネジメント学科松下啓一ゼミ(3年生) 
 4.参加申し込み・問い合わせ
   無料
   matsuzemi7@yahoo.co.jp
までお願いします。
   
   
 とても楽しみです。
 よろしくお願いします。


   
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆地方自治論3 幕末から明治... | トップ | ☆実況中継裏番組・地方財政論... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (焼津市石原)
2014-05-02 12:57:44
先日、議員と職員の有志の勉強会で、このテーマの勉強をしたところでした。
藤里町の取り組みも取り上げました。
シンポジウムには焼津からも参加させてもらえたらと思います。
また、宣伝させていただきます。
返信する
ぜひどうぞ (マロン教授)
2014-05-02 21:50:34
 藤里町の社協の人たちの取り組みはすごいですね。そうえば、沢内村もお医者さんと保健婦さんでした。こうした枠を乗り越える取り組みは、なぜか、行政本体以外の人たちです。ここに急所がありそうですね。 
 この事業は、この前、焼津ファッションショーに行った3年生が頑張っています。なお、大学のHPにも当日の様子が記事ででています。
返信する
お久しぶりです。 (綾瀬市 王)
2014-05-22 22:37:10
松下先生ご無沙汰しております。
綾瀬市の王です!

昨年度は大変お世話になりました。

今年もシンポジューム参加させていただきます!
メールでも参加申し込みさせていただきましたが、
こちらでも参加表明させていただきます。笑

今年のテーマも、各自治体が直面している課題ですので、どんなお話を聞けるのか、今から楽しみです。

よろしくお願いいたします。
返信する
お久しぶり (マロン教授)
2014-05-23 06:00:15
 みんなでやった若者政策が、新城市で実践されています。そのうち、あちこちで、やり始めますね。
 
 シンポジュームは、私も楽しみです。いい会になると思います。ぜひともご参加ください。

 Oさんが来るとなると、何が出番をつくらないといけないですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

1.研究活動」カテゴリの最新記事