松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆フォーラム「 1%制度の意義と可能性」(相模原)

2009-07-14 | 1.研究活動
 市民参画と協働フォーラムの第2回目である。今回は、一宮市の1%制度を取り上げた。一宮市から、この制度を立ち上げた一宮市ふれあい課の川合さんに来てもらった。
 平日の午後という設定が難しかったのか、参加者は20名弱と少なかった(私がやっているのでPRがヘタ)。内容的には、いい研究会となった。
 今回も4時間という長丁場となった。前半は、制度の概要を詳細に説明してもらい、後半は、その話を聞きながらメモした疑問点や、あわせて自分自身の関心や仕事に引き戻しての論点などを全部出しながら、質疑を行った。
 この研究会の魅力は、この後半の質疑で、実務を踏まえた詳細な議論をすることにしている。講師の川合さんも、一つひとつ丁寧に答えてくれて制度の概要がよくわかったと思う。きらりと光るヒントもいくつかあり(他の課の過大な負担になるような制度設計を避けるなど)、勉強になった。むろん、どんな制度にも完璧なものはなく、この制度にも弱点、未解決の課題もあるが、そういった質問にも、ごまかさずに、悩みを素直に話してくれたのは嬉しかった。次に制度化するときには、大いに参考になるだろう。
 この研究会の詳細は今井邦人さんが、ブログに書いているので、それを見てほしい。
 次は第3回。流山の市民PIをやろうと思う。お楽しみに。
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