松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇入院をする(三浦半島)

2016-12-09 | 5.同行二人

 一泊二日で入院した。健康診断で勧められて、病院へ行くことになった。

 入院といっても、一泊二日なので、普通の旅にいくのと同じような格好で、ひとりで気楽に出かけた。連れ合いには、来ないように言った。インフルエンザの巣窟に連れて行ってうつったら大変だからである。

 以前、痔で1週間ほど入院した時、時間があり、動けなかったので、その間に本を一冊書いた。『インターネットで政策づくり』である。しかし、今回は、一泊二日なので、それはあきらめ、本の校正だけにした。しかし、この日は、水を2.5リットル飲み、夕食もなかったので、たいしてやる気にならず、結局、8時には寝てしまい、あまり進まなかった。

 翌日、連れ合いから、朝ご飯がおいしいでしょうと、ラインがあった。朝ご飯を食べて、退院の準備をしていると、部屋にいいにおいがする。それは禁食を言い渡されている前のベットのおじさんが、あまりにおなかがすいたので、売店でチャーハンを買ってきて食べたのだった。本来は、お昼から、流動食にして、様子をみるという予定だったらしい。看護婦さんが、「信じられない」といっていたが、いろいろな人がいるのである。正直、こうした行状は、まるで、うちの親父を見ているようだった。

 入院して、改めて思ったのは、人は多くの人に支えられているという当たり前のことである。看護婦さんやお医者さんなど、みな親切だった。入院に当たっては、いくつかの役所に、すでに決めてあった約束を変えてもらうことになったが、いずれも快く対応してくれた。人生は限りがあり、なによりも、せっかくの人生なのだから、家族を不安にさせないだけの安定があればそれで良しとし、社会的に意義のある、一人でも幸せにできるような、そんな仕事をし続けようと、改めて思った。

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