松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆はじめての条例づくり11・他都市の条例のいいとこ取り・後日談②

2019-12-30 | はじめての条例づくり
 他の条例を見ながら条例を作るデメリットを学んだので、以後、市民と条例を作るようになって、他の条例を見ないことにした。

 市民から見て、何が問題なのか、なぜ条例が必要なのか、市民の思いを立法事実に、条例を作り始めた。小田原市が最初だと思う。

 そうすると、これまでの条例とは、随分違ったものとなった。その内容は、ここでは省略するが、ぜんぜん違うのである。自治基本条例は、行政の民主的統制から始まるが、それもあるかもしれないが、市民が存分に活躍するために、たくさんのことが不足していることがわかった。

 だから従来のニセコ方式に対して、小田原方式と言っている。それまで、市民参加とはいっても、先行条例を前提に、それを確認するために、市民がいたということに過ぎなかったと気がついた。

 この作業は、ずっと一緒にやってきた今井さんの力によるところ大であるが、それ以降、私は、新城市でも、焼津市でも、戸田市でも、他の条例を見ないでやるという方式を頑なに守ってやってきた。

 まちの課題を当事者として考える=条例を作らなければいけないと思う=この立法事実から、条例を作っていく、当事者である市民を巻き込見ながらという仕事の仕方を職員も市民も体得することになる。

 新城市のMさんから、「松下さんから仕事の仕方を教わった」とおだてられることがあるが、この基本を体得すると、いくらでも応用が効く。新城市では、それが若者議会や今検討中の公開政策討論会条例につながっている。それが、マニフェスト大賞や総務大臣表彰につながっていく。

 これが他自治体の条例の比較表を作り、いいとこ取りはしてはいけないという、意味である。
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