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第一法規の『自治実務セミナー』の連載していた「条例企画・条例指導の要点-つくる担当職員の基本知識・支える法制担当の留意点-』が最終回となった。全部で15回の大連載となった。
これは、これまでの政策法務研修のなかで、参加者が分からないこと、もう少し詳しく聞きたいとことを中心に、条例をつくりはじめるときから、できあがった後までを等して、いわばコツのようなものを紹介したものである。
私自身の条例制定体験も踏まえて書いた。役所にいたとき、大学に移ってからの体験を踏まえているので、その意味では実践的なものになっている。
研修に行ったとき、これを読んでますと言われることがある。そして、その際、話題になるには、「体験コーナー」である。ここでは、私が体験したことを面白おかしく書いているから、そこが面白いのだろう。
最終回は、体験コーナーが2つも載っていて、政策法務の勉強よりも、体験のほうが力が入っている感じになった。
最終回の体験コーナーは、段取り八分とサイン入り本である。段取り八分は、自治基本条例を例に、この制定に反対する市長が選ばれてきたとき、どうやって、この条例を通していったのかという体験を書いている。雑誌なので、丸めて書いたが、ここは政策起業家の面目躍如というところである。
一度、その顚末も含めて、きちんと書いておいた方がいいかもしれない。
ともかく、15回の連載で、編集者の人も、ごくろうさまでした。次は、この連載を何らかの形で、読めるようにしたいと思う。