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Dr.コトー(第8回)

2006年12月01日 | TV
Dr.コトー診療所2006

抗癌剤治療の結果、ゆかり(桜井幸子さん)の転移がなくなっていた。
奇跡が起こったのだ。

前回開腹手術をした時には、検査時に知ることのできなかった転移が
見つかりそのまま閉じてしまった。
本人も病状を知り、最初は取り乱してしまうこともあったが、
だんだん積極的に治療に臨むようになった。

ゆかりは病気になってから毎日幸せを感じながら
生きているということを実感しているようだった。

和田さんがゆかりさんの写真を撮りその表情から、
体調の回復を読み取ったようだった。鋭い。
信じたかったのもしれない。

普段から非常に丁寧に思慮深く話すコトー先生。
気をつけているだけに、一度はゆかりに余命を宣告したことで、
大変なことをしてしまったと責任を感じている。
学んできたとおりにはならず、幸い、
よい方向へと向かったためなのか
複雑な思いでいるようだ。

ゆかりは自分の病と向き合い、家族と周りの人々と
毎日を一生懸命生きることで回復した。

現在東京にいる彩佳の治療にも、
本人の治そうという気持ちだけでなく、
家族や島の人々に囲まれることが、
回復の近道になるのではないか
とも思う。(素人の願いだけれども)
せめて、家族だけにでも知らせてほしい。
彩佳とゆかりの療養生活は、陰と陽、という感じがする。
彩佳のことが気掛かり。