路傍のshiawase

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てんぷらが"あがったよ"

2006年12月06日 | Weblog
昨日書いた、女性宅での出来事。
「ごはん食べに来て」ということだったので、
お昼時にお約束した。

Aさんはてんぷらを揚げながら応対してくださった。
なべの中に十分な油が入れられ、
お皿に次々とてんぷらが盛り付けられていく。
「まだノリますか?」というくらい。しまいには
てんぷらにてんぷらを押し付けて何とか乗せている感じだ。

「さー、できました」とテーブルに運ぼうとした時、
何とか乗っていたてんぷら達が、ぼろぼろっ、と落ちた。

「あーーっ!・・・あ、上手い具合にビニールに上がった!
普通はこういうところは見せないものだけど、
私らしいわね。いいわ私食べるから」といいながら、
それらをまたお皿のてんぷらに押し付けた。

Aさんがセーフだと安心したビニールとは、
使ってはいないとはいえ指定ごみ袋だったのだ。
床にごみ袋がパラッと落ちているのも凄い。
そりゃ、直に床に落ちたのではないから(<--てんぷら)きれいだともいえるが、
その落ちていたごみ袋に埃はなかったのか?
他人からすれば、床の上と同じなのだが。
(Aさんの家は控えめに言うと、あまり片付いていなかった)

てんぷらはおいしかった。
例のてんぷらは、Aさんが自分の小鉢のてんつゆの中に入れた。
「これおいしいですね~」というと、
「それは、さっきの(落ちた)てんぷらと同じ具材だけど、
もうないから、これ、食べて」
といって、例のてんぷらを素早く私の小鉢に入れてくださった(涙)。

ごちそうさまでした。