10日に最終回を迎えた「功名が辻」。
昨年の「義経」があまりにもメジャーで壮大だったため、
正直言って期待していなかった。
しかし、一年間いいテンポで話が展開していき、
引き込まれていった。
仲間さんと上川さんの組み合わせが非常によかったと思う。
最後に千代が、一豊と初めて出会った場面を回想。
それはまだまだ若い一豊と幼い千代だったが、
千代の思い出す、二人の名乗りあいの場面では、
子役・永井杏さんではなく、仲間さんが演じていた。
その違いに、あっと思っていると次に映し出される
お互いによって砂に書かれた、「一豊」「千代」の名前の文字に、
当初目にした時に浮かばなかった感情が沸き起こってきた。
海岸を一豊が千代を背負って歩いていくラストシーン。
ほろっと感動。
さわやかとはこういうことをいうのだろう。