17日放送・
世界ウルルン滞在記「コマ撮りマジック!
チェコの人形アニメに・・・阿部サダヲが出会った」を観た。
ホームステイ先はチェコのプラハ。「パットとマット」の監督、
故ルボミール・ベネシュ氏のお宅。
長男のマレック氏も監督をしている。
マレック氏のお母さんは72歳とのことだが、家の前の通りまで出て歓迎、
招き入れ先導する時には小走りするほど元気。よく笑う人だ。
阿部氏は、ヤン・バレイ監督主催の「ハファン・フィルム」スタジオで
オリジナルの人形アニメを作ることになった。
阿部氏の考えたキャラクターは、部屋の壁に描かれた
オリーブの木の絵柄から生まれた。
自分の手で人形を作り、少しずつ手直ししながら撮影。
一本のアニメーションが出来上がった。
キャラクターは、オリーブさん。
それから椅子の形をした犬。
これはプラハで出会った犬をイメージしたそうだ。
内容は、オリーブさんの釣りの様子。
傍らに犬。
何か、かかったのか"うき"が上下する。
釣り上げてみると、毛糸の帽子。
オリーブさんは残念そうだが、ハッとひらめき、
帽子を犬にかぶせる。
すると帽子から小さな魚が。
・・・というネタが終わり、最後にオリーブさんと犬がおじぎ。
ハファン・フィルムのスタッフの人たちと試写。
ヤン・バレイ監督に、
"君はプロの役者だから"と促され、アフレコもすることに。
いきなりのリクエストに40度のアルコールをおかわりし、
オリーブさん・犬・その他の音をあてた。
ワンダホー!だった。
きっと放送されていないところでスタジオスタッフの人や
ホームステイ先での出来事もたくさんあったと思う。
お母さんの「優しい子」という言葉から、
すてきな交流があったことがうかがえる。