早朝リバークルーズが終わって、
次のプログラムは、ジャングル・トレッキングです。
予定では、1時間のオランウータン・トラッキングだったのですが
前日、オランウータンを追っかけたので
プログラムが入れ替えになりました。
「Myne Resort」の森に入ります。
↑の写真は、マンゴーの木です。
たわわに実っているのがわかりますか?
昨日のオランウータンは、まだ森の入り口にいるとのことでした。
これだけ、食べ物があるんだから
この辺りの果物全部食べつくすまでここにいればいいのにと思いました。
Samuel-sanは、オランウータンが寝床から出る頃にはオランウータンのネストの場所に着いていて
観察を始めていました。
ジャングル・トレッキングは、2時間かけて熱帯雨林を歩くはずでした。
でも、4日目、オランウータン・トラッキングに設定された時間は
1時間でした。
なので、1時間のジャングル・トレッキングとなりました。
森をちゃちゃっと回ることになりました。
それは、前日私が、オランウータンのところにずっといることを選んだのですから
仕方がありません。
Richard-sanは、Samuel-sanと常に
オランウータンは、今何をしているのか連絡をとっていました。
「Myne Resort」のタワーです。
キナバタンガン川からは、このように見えます。
タワーからキナバタンガン川を眺めたのが
この景色です。
これが、キナバタンガン川流域の熱帯雨林です。
でも、でも、
熱帯雨林の木が倒されて
畑にされてしまう土地が山の方に見えました。
もう、もう、十分だよ~。
これ以上のプランテーションはいらないと思いました。
すぐ下に見える景色は、
「Myne Resort」の敷地です。
前日に、私達がオランウータンを眺めたのはこのそばです。
そして、一本の白く見える木にまだオランウータンはいるのでした。
トレッキング用の道を1時間でざざっと歩き
下に見えた場所に降りました。
Samuel-sanは、朝からこの場所でオランウータンを見てたのです。
私達も合流し、時間が許す限り見守りました。
オランウータンがこの場所から移動したら、Samuel-sanの仕事も終わりです。
その後は、彼の仕事のパートナーが追いかけるのです。
その時まで、私も一緒にいたかったのですが
足のかゆみがまだ治まらず・・・
もどることにしました。
午後1時近く、私達がランチを終える頃
「オランウータン、ジャラン・ジャラン」と言ってSamuel-sanが帰ってきました。
オランウータンは、食べきれないくらいの果物があるにも関わらず・・・
新しい場所に旅立って行ったのでした。
Samuel-sanの話では、私達の前にいたオランウータンはおじいちゃんだということでした。
BCTJの例会で、「おじいちゃんのオランウータンだったよ」と報告しました。
「おじいちゃんでも、人間の前でこれだけど~んと構えていられるのだから
森の主であると言えるよ」と理事長は、分析してくれました。