大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

リバークルーズ パート1♪

2014-08-21 22:01:37 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  「ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014」4日目は

キナバタンガン川、早朝クルーズからスタートです。

早朝ってね、何時ごろかっていうと

6時30分なんだよ。

早起きするのは大変なんだけど、

日本とマレーシアは時差1時間だから

7時30分だと思うとそんなに大変でもないよね。

クルーズをしていると、ロッジにもどるのは8時30分になっちゃうから

出発前に軽くトーストくらいは食べられるようになっていました。

ここ「Myne Resort」も、もう一つの「KJC」も

キナバタンガン川のロッジは、とてもサービスいいです。

Jasson-sanによると、施設のサービスはオーナーさんの考え次第だそうです。

朝のキナバタンガン川は、空気も風もとても気持ちがいい。。。

出発してすぐに、動物達に出会うことができました。

サギは、いつでも水辺に立っているから

見つけても、誰も騒いだりしないんだけど

飛ぶ姿を見ると嬉しくなります。

ワニです。

キナバタンガン川には、ワニがいるので

落ちたら大変だと去年言われたけど見ることはできませんでした。

だから、いるって信じられませんでした。

本当にいましたね。(笑)

落ちたら大変、大変・・・。

ミズオオトカゲです。

KJCの庭にもいるから、ペットのような感じがするけど

大自然の中で見るとやっぱり迫力があります。

サイチョウ、クロサイチョウだと思います。

高い木の上には、シロハラウミワシがいました。

テングザルは、見ることができましたが

朝は、川岸よりちょっと奥にいましたね。

そして、今年初めて見ることができたコブハシコウです。

この鳥も、KJCの庭にいました。

でも、なぜ去年は見なかったのだろう・・・。

これは、オオミツバチの巣です。

一斉開花が近づくと巣の数が増えると

写真家の横塚眞己人さんの本に書いてありました。

オオミツバチは、一斉開花をいち早く察知して

花が咲き始める前からどんどん森に集まってくるそうです。

すばらしい熱帯雨林の中で・・・

やはり見つけてがっかりするアブラヤシのプランテーションです。

これ以上、動物達の棲みかを壊さないで欲しいと願わずにはいられません。

これが、「Myne Resort」の川側の入り口です。

約2時間の早朝クルーズが終わりました。

 


足が痒くてたまらない♪

2014-08-20 19:14:41 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  オランウータンが寝てしまったので

ロッジに戻ってきて夕食になりました。

夕食の後は、

BCTのスタッフであるRichard-sanの

BCTの活動についてやオランウータンについてのレクチャーでした。

野生のオランウータンに会えちゃったから

それが一番すごいことだけど、

このレクチャーがこの旅で最も楽しみにしていたことでした。

ボルネオ島で、象徴的な動物は

オランウータンとボルネオゾウとスマトラサイです。

その三種についての状況を教えていただきました。

オランウータンは、約10000人・・・

ボルネオゾウは、約2500頭・・・。

絶滅の危機に瀕していますが

それでも、ボルネオゾウはなんとか増えてきたのだそうです。

大問題なのは、スマトラサイです。

もう5頭しかいなくてそれもバラバラに暮らしているからもう絶滅は決定してしまったそうです。

サイは、5年に一度くらいの出産だそうです。

やはり、出産間隔が長いと増えないよなあ。

オランウータンも、ゾウやサイに比べれば多いわけですが

このままでは50年後はどうなっているかわからないと言われました。

キナバタンガン川のそばまで、アブラヤシのプランテーションは迫っています。

どんどん動物達の棲みかが減っています。

BCTは、なんとか川から200mは熱帯雨林を残そうとしています。

そして、200m未満になってしまった場所には、植林をしているとのことでした。

私も、自分ができることをしていかなくてはと思いました。

レクチャーが終わったら、

ビール(Myne Resortで、二番目にえらい人のおごり~)を飲みながら

私の素朴な疑問に答えていただきました。

もちろん、Jasson-sanがいないと会話は成立しないから

彼に席をはずされちゃうと困っちゃったんだけどね。

Samuel-sanには、BCTのスタッフポロシャツをいただいて

ごっきげんな夜でした。

でもね。

膝のまわりは両足共、汗疹なのか、ダニなのか、虫にさされたのか、

ものすごいことになっていて、痒くてたまらなかったんだ♪


おやすみ♪オランウータン♪

2014-08-19 07:29:57 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  『Myne Resort』の森で、オランウータンの観察は、続きました。

 今年は、数年に一回という一斉開花の年で

オランウータンや森の動物達が食べる果物がたくさん実っているようでした。

このオスのオランウータンは、

Samuel-sanが追いかけている人慣れしているオランウータンとはいえ

こんなに堂々と私達の前で採食を続けているのは

この森で力を持っている個体であると考えられるそうです。

この日の午後に約束したプログラムの時間は

とっくに過ぎていましたが、

オランウータンが今夜の巣をつくり寝てしまうまで

ここにいることになりました。

こんな延長ならいつまででもいいと思いました。

オランウータンは、一度木の下の方に降りてきて

私達をちらっと見たような気がしました。

そして、奥の高い木に移り・・・

今夜の寝床を作り始めました。

オランウータンの巣作りは、

5~10分だそうです。

この日の巣作りは、5分くらいでした。

オランウータンの姿が全く見えなくなりました。

彼は、寝る準備をしたようです。

彼は、午前10時にここに来て

午後6時に眠りにつきました。

私達も、宿に帰ることにしました。

帰り道、足元にライチの実が落ちていました。

(残念!! ぼけてる (-_-;))

おやすみなさい。

オランウータン!!

あなたに会えて、私は幸せでした。


種をまく人2♪

2014-08-18 07:43:04 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 キナバタンガン川に沿って広がる熱帯雨林・・・。

そこで、出会った野生のオスのオランウータンです。

今年は、木の実がたくさん生っていました。

彼は、マンゴーを食べ続けます。

マンゴーと言っても、私達が食べている赤く熟したものとは違います。

オランウータンは、一日のほどんどを食事に費やします。

オランウータンが、自分が食べていたものを

私達の足元に落としました。

オランウータンってどんな風に木の実を食べるか知っていますか?

一つの例だけで判断はできないと思いますが

丸ごと一個を食べきるのではないようです。

足元には、彼が落としただろうマンゴーの皮が落ちていました。

だから、私達がりんごをかじるみたいに

皮と少しの実の部分をかじるのでしょう。

そして、全体をかじり終わると下に落とすようです。

地面に落ちた実は、他の動物のえさになるかもしれません。

また、動物に食べられなかった実は

新たな芽を出すことでしょう。

やっぱりオランウータン、彼らは種をまくヒトなのでした。


奇跡は続く♪

2014-08-17 09:56:35 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  キナバタンガン川流域・・・

『Myne Resort』が有する森です。

現地NGOの「BCT」、Samuel-sanが追いかけていたオスのオランウータンは、

私達の頭上にずっといたのでした。

マンゴーやランブータン、ベリーの仲間の木の実が

今年は、たくさん生っていました。

彼は、少しずつ木から木へ移動を続けながら

採食を続けるのでした。

うわぁ~、

彼の顔がはっきり見えました。。。

こんなに、はっきり写真に撮ることができるなんて

日本を発った時には、想像もしていませんでした。

私とれいなちゃん赤ちゃんは、神経を張りつめさせて

彼の動きを追いました。


これはもう奇跡です♪

2014-08-17 06:24:49 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  『Myne』の森です。

親子のオランウータンを見送りました。

Samuel-sanが追いかけているオスのオランウータンは、まだ木の上にいてくれました。

彼が食べているのは、マンゴーです。

たくさん生っているのがわかりますか?

やはり今年は、木の実の当たり年なんでしょうか。

昨年、リバークルーズの途中にオランウータンに出会うことができました。

今年は、もっと間近で見ることができますようにと願いました。

でも、オランウータンが、自分の頭の上にいて

採食するのを観察できるなんて思ってもみませんでした。

もうこれは、奇跡です。

彼は、人間に慣れているのか

私達を気にすることなく、食べ続けていました。

私達も、足音をたてないように

話す時もできるだけ小さな声でと

オランウータンを刺激しないように、できるだけ気を付けました。


She is Reina♪

2014-08-16 07:01:43 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 「Myne Resort」の森で、オランウータンの親子の観察を続けました。

「Myne」の森に、オランウータンが7人棲んでいるそうです。

昨年は、8人と聞きました。

1人、他の森に移ったのでしょうか。

森ですから、出入りはあるとは思いますが

減っていることに不安になりました。

現地「BCT」は、この森で、動物保護・森林保全の活動を推進し

オランウータンやボルネオゾウの観察を行っています。

そして、Samuel-sanは、オランウータンを一日追いかけています。

(オランウータンが起きて移動し、新しい巣を作って寝るまで・・・)

弟子入りしたいと思いました。(笑)

この親子は、この森では新入りで

別の森から移って来たとのことです。

人間に慣れていないので、

子どものオランウータンは、叫び続けていました。

母親は、枝を折り

私達の方に投げました。

威嚇されたのです。

驚かせて悪かったなあと思いました。

でも、少し交流ができた気がして、嬉しくもありました。

3人の森のスペシャリスト達のおかげで

親子の姿を写真に撮ることができました。

親子は、私達に慣れたのか

静かになりました。

そして、また食事を始めました。

そして、少しずつ森の奥に入って行き、

姿が見えなくなりました。

そして、Samuel-sanからありがたい提案がありました。

この新しくこの森に来た親子には、名前がないので

私に名前を付けさせてくれるというのです。

名前は、もちろん“Reina”。

この子の名前を私の相棒の“れいなちゃん”にしてもらいました。

ボルネオの森に棲むReina-chan。

彼女が、命をつないでいくことを日々願っています。


オランウータンがいます♪

2014-08-16 06:44:59 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  「Myne Resort」のランチをいただきまして・・・。

(ボルネオにいると食べ過ぎないから、嬉しいです)

部屋で、少し休みました。

午後3:30から「ジャングル・トレッキング」をする予定になっていました。

すると、Jasson-sanが慌てて私を呼びに来ました。

「オランウータンが、いる!!」というのです。

すぐさま私は、Jasson-sanとBCTスタッフのRichard-sanと「Myne」の森に入って行きました。

森の入り口には、オランウータンを追って観察を続けているSamuel-sanが待っていました。

Samuel-sanは、ずっと1人のオスのオランウータンを追って森を歩きまわっており、

ちょうど「Myne」の森の入り口までやって来たのでした。

頭上に、オランウータンがいます。

こんな幸せってあるのかと思いました。

どんなにジャングルを歩いても

オランウータンどころか、小さな生き物にだって会うことは難しいのに

森の奥地に入らずにして、オランウータンに出会えたのです。

(すごい・・・。この感動、どんな言葉を使えば伝わるのだろう。。。)

Samuel-sanが追ってきたオスのオランウータンだけでなく、

親子のオランウータンもいました。

(後から、もう1人大人のメスのオランウータンも来ていました・・・。)

親子の姿です。

必死で、写真を撮りました。

Samuel-san、Richard-san、Jasson-sanは、それぞれ観察を続けていました。

そして、オランウータンが移動すると、一番良く見える場所を私に譲ってくれました。

同じ場所に、オランウータンが4人も現れるなんてことは、普通ならないと思います。

オランウータンは、単独生活者、それぞれで巣を作り、生活を続けているからです。

しかし、同時に大人のオランウータンが、3人もやってきているのです。

それには、いくつかの理由があると思いました。

まず、この「Myne」の森がこの辺りでは豊かであること。

さらに、今年は木の実が豊かに実って食べるものがここにたくさんあるということ。

そして、一番の理由(原因)は森が狭くなっていることだと思いました。

オランウータン達に出会えた幸せを噛みしめると同時に、

出逢えたことで予測できる現実を理解しなければいけないと思いました。

子どものオランウータンの顔が見えました。

年齢は、1歳~2歳だろうとのことでした。

 


Myne Resortです。♪

2014-08-16 00:00:00 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 『Myne Resort』です。

ここ「Myne」の森には、たくさんの生物が棲んでいます。

そして、この森で「BCT」は、動物保護・森林保全の活動を推進し

オランウータンやボルネオゾウの観察を行っています。

昨年、私達は「BCT」のスタッフの方に、BCTが行っている活動やオランウータンについてレクチャーしていただき、

ジャングルトレッキングやオランウータントラッキングを行いました。

今年も同じプログラムを組みましたが、

「Myne Rsort」に宿をとるのが便利だと考え、一泊することにしました。

オレンジジュースは、ウエルカムドリンクです。

テラスが、キナバタンガン川に面しているのが

とても嬉しいです。

風がとても気持ち良かったです。

空は、どこまでも広く・・・

ここに座ると自然のすばらしさを感じることができます。

 パノラマ写真を撮ってみました。

様子が少しでも伝えられたら、嬉しいです。

コーヒーと紅茶は、いつでも飲めるように用意されています。

お菓子もあります。

だから、大自然を感じながら、お茶もできる・・・

時間を持て余すことはありません。

 


陸路から見る現実!!

2014-08-15 14:30:17 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 『ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014』、3日目。。。

キナバタンガン川流域のビリッ村まで、車を走らせます。

「もうすぐスカウ村」の看板が見えました。

キナバタンガン川も、もうすぐです。

しかし、自動車の窓から見える景色は、相変わらずアブラヤシのプランテーションばかりです。

 飛行機からボルネオ島を眺めると、

広がる緑のほとんどがアブラヤシのプランテーションであることに

誰もが驚くと思います。

そして、陸路を進むとその緑の現実をより鮮明に理解できると思います。

道路にアブラヤシの実が転がってきました。

(どうしたのだろう・・・)と見ていると

畑に子どもの姿が見えました。

「子ども達が、お家のお手伝いをしているのか?」と聞くと、

運転手さんが、「仕事の練習をしているのだ」と教えてくれました。

(今年のラマダンは7月27日までで、それが終わるとハラリア・プアサと言う「断食明けのお祭り」です。

学校は1週間お休みなのだそうです。)

アブラヤシが育ってくると、とても背が高くなります。

アブラヤシの実を上手に取るのには、コツが必要なのだと思います。

子ども達に、「お仕事してえらいね」と同時に

「農薬で体をやられないでね」と語りかけずにはいられませんでした。

この道路を曲がると

目的地の『Myne Resort』は間近です。

だから、ここは「Myne」の森であるはずです。

「Myne」の森は、オランウータンもボルネオゾウも棲む豊かな森の一つです。

その森にも、アブラヤシのプランテーションが迫っていました。

川からある一定の範囲は、プランテーションは作ってはいけないと法律で決められているそうですが

守られていないと聞きました。

アブラヤシのプランテーションが迫る残された熱帯雨林の中で

オランウータンやボルネオゾウは、必死の思いで生きているのだと考えました。

『Myne Resort』に、到着しました。

このバーをくぐれば、そこはもう「Myne」の庭です。


広がるプランテーション!!

2014-08-15 08:59:00 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 『セピロック・フォレストエッジ・リゾート』の庭に、

アブラヤシがありました。

赤いのが実、茶色の細長いものが花です。

 アブラヤシは、アフリカ原産で果肉からパーム油が採れます。

ココヤシから採るヤシ油とは別のものです。

パーム油は、単位面積あたりの収穫量が多く、安価で、熱帯地域なので年中安定して収穫できます。

そして、様々なものに使いやすいので

日本でも、マーガリン、ビスケット、アイスクリーム、スナック菓子、インスタントラーメンなどの食品・・・

台所洗剤、シャンプー・リンス、化粧品などに使われています。

赤道をはさんで緯度10度以内が、アブラヤシの栽培に適しているので

インドネシア、マレーシアで栽培されるようになりました。

マレーシアのアブラヤシプランテーションは、半島部で始まったそうですが

頭打ちになったので、ボルネオ島のサバ州、サラワク州で開発が進んだのだそうです。

パーム油は、使いやすい植物油なので、日本では「地球にやさしい」と言われてきました。

私もずっと信じてきました。

しかし、アブラヤシのプランテーションは、

熱帯雨林の伐採、生物多様性の喪失、農薬や肥料の問題など環境に悪影響を及ぼしています。

 

旅の3日目は、陸路でキナバタンガン川流域にある「Myne Resout」まで進みました。

すると、まわりの景色はアブラヤシのプランテーションに変わりました。

旅の始まりは、コタ・キナバルからセピロックまでは飛行機で、そして、すぐ街の中に入りました。

それで、アブラヤシのプランテーションとほとんど出会わなかったのだと気づきました。

アブラヤシは、収穫後すぐに搾油しないと酸化してしまうので、

畑(プランテーション)のすぐ近くに搾油工場を建てる必要があります。

その工場を効率よく稼働させるために、必要な原材料を調達できる広大な面積のプランテーションが

必要になります。

遠くの山まで、プランテーションが広がっていました。

森林を伐採してつくられるプランテーションは、

動物の棲みかをなくすだけではなく土地そのものを破壊します。

アブラヤシは、たくさんの養分を必要とするため

長く植えると土地は干からびます。

用水路を引く必要もあるので、土地の水分も失われます。

農薬をたくさん使うので

用水路から流れ出るものが、そこに住む、そこで働く人々の体を蝕みます。

昨年の旅でも感じましたが、自然豊かな土地で、公害発生ということになりかねません。

そして、荒野になってしまった土地を見て悲しい気持ちになりました。

ヤシの実やパーム油を積んでいるのだろう大型の自動車が何台も通りました。

しかし、ここサバの土地は重量のある大型車の重さに耐えられるほど強くないのだということも聞きました。

 新しい道路を作っているのを何か所も見ました。

生活は、便利になりますが、森がまた一つ消えるんだなと思いました。


動物発見♪

2014-08-15 07:34:40 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 「RDC」には、タワーがあって

手軽にキャノピーウォークができるようになっています。

保護林の林床を歩いていましたが、

帰りは、タワーに上りキャノピーを歩くことにしました。

 オランウータンを始めとする熱帯雨林の生物は、

地上20m以上の林冠に多く生息します。

地上70mまでの樹木の中で、様々な生き物が関わり合いながら生命をつないでいるのです。

ここのキャノピーは、金属でできているのと地上30m程度ということで

怖がりの私にも気軽に林冠の様子を観察できました。

気軽と言っても本当は、怖いのですよ。

私は、高所恐怖症です。というか、体も気持ちも耕さずに来たのだと思います。

ダナンバレーのような奥地に行ってみたいと思うけれど

地上40m以上の揺れるつり橋を渡るのは無理だろうなあ~。

去年もここを歩きましたが、

動物達には、会えませんでした。

タワーのてっぺんまで上がり

周りの景色を怖々見ていると

ヨーロッパから来ていた(多分)家族に「リスがいる!!」と声をかけられました。

そして、Jasson-sanに「双眼鏡を持っているか」聞いたようでした。

私は、なかなかどこにリスがいるのかわかりませんでした。

Jasson-sanに教えてもらい、やっとのことで

見つけることができました。

 うまく撮れているか自信はなかったのですが

家に帰ってきて確かめるとこの程度には撮れていました。

あと、サイチョウも見つけることができました。

ちなみに、↑の写真は、Jasson-san に、撮ってもらいました。(笑)

どこにいるか探しているうちに、クロサイチョウは飛んで行ってしまうと思ったからです。

今年は、昨年よりも遅い時間でした。

夕方でしたから、動物に会えたのだと思います。

やはり気温の高い昼間は、動物達も活動をしないのだと思いました。

パンの木です。

実が大きく、私にもすぐわかります。

 

実が熟していて、

とてもいい香りが辺り一面に漂っていました。

おいしそうな香りに誘われて

動物達もやってくるのだろうと思います。

キャノピーを歩き終えるとそこは、もう出口です。

最後に、駐車場に植えてあった木です。

「馬の足型(Tapak Kuda)」と呼ばれる植物だと教えてもらいました。


セピロック・フォレストエッジ・リゾート♪

2014-08-14 10:38:00 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 

 2日目の宿を紹介します。

「セピロック・フォレスト・エッジリゾート」です。

「リハビリセンター」や「RDC」の近くにあります。

昨年も泊まりました。

昨年の部屋は、バックパッカー用の部屋でしたが

今年は、コテージにしてもらいました。

ランチです。

味は、とてもいいです。

ごはんだけは、日本のものにはかないません。

それは、言っても仕方がありません。

こちらで、りんごもよく採れることを

今回知りました。

お部屋の中も、紹介します。

いろいろなタイプの宿に泊まってみて思うのは、

まくらの数と宿(部屋)のグレードが、比例するということです。

だから、この部屋はけっこういい部屋なのかな?と思いました。

外の景色を眺めながらゆったりしようと思いましたが、

まだ外は暑い・・・。

ゆったりするなら、明け方がいいのかな?と思いました。

ディナーです。

デザートは、クレープでした。

デザートは、5種類のものの中から選べるとありましたが

作れる人がいなかったのか、私の料金ではこれだったのか

せっかくどれにしようか悩んだのに、出てきたのはこれでした。。。(笑)


寄生植物♪

2014-08-14 08:55:15 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 

  『セピロック・オランウータン・リハビリセンター』の庭に大きな木がありました。

様々な種類のシダ類、ランなどが寄生していました。

こんなにたくさんの種類が寄生しているのは、

めずらしいと思い、写真を撮りました。

そして、トップ写真のれいなちゃん赤ちゃんが座っているオランウータンのオブジェは、

ゴミ箱です。


保護林を歩きます♪

2014-08-13 16:19:22 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 「RDC」で、植物園をぐるっと一巡り熱帯雨林の植物を確認して・・・

保護林に入って行きました。

ボルネオ島の熱帯雨林が深い森ばかりだったのは、どのくらい前のことなのだろう。。。

ここは、保護林・・・。

森は、残っているけれど

わざわざ保護しなければならないほど

森が失われているということだろうと考えました。

そして、これ以上失わせないで欲しいと思いました。

保護林の入り口に、美しい花が咲いていました。

このピンクの花は、ショウガの花だそうです。

そして、

昨年のおさらいをしながら歩きました。

テツボク、パンの木、イチジク、フタバガキ、ヤシの仲間・・・。

そして、その木々に寄生する植物たち。

本来のボルネオの森は、巨木の森です。

落ち葉が降りつもるここは、林床と呼ばれます。

落ち葉や動物の死骸などが分解され

木々が生長する栄養分がつくられています。

東南アジアの熱帯雨林では、フタバガキを中心に4~5年の割合で一斉開花がおこると

本に書いてありました。

今年は、その年にあたるのでしょうか。

昨年よりも、フタバガキの果実を見つけたような気がしました。

そして、これがフタバガキの果実です。

プロペラのような羽が付いています。