

ミンピーちゃんがスタンバイしています。

「あんなに小さいのに、えらいねぇ」とお客さん。
森の人なんだから、当たり前なんですけどね。

いろんな誘惑に駆られるママのチャッピーを最近は先導しています。

「母ちゃん、行くよ」ってね。

飛び地に着くと、兄ちゃんのポピーは、高い木のてっぺんに行ってしまいました。

ミンピーちゃんの小さな体は、森の中へ消えて行きます。

チャッピーさんは、木登りが苦手なのですが
娘のためなら頑張りますよ。

「多摩」の飛び地では、
オランウータンは、本当の森の人になります。

日本中のオランウータンがこのような広々した敷地に暮らすことができたらと
願わずにはいられません。

各動物園が、それぞれ知恵をしぼり、工夫をし、愛情たっぷりに育てていることでしょうから
こんなことを書くのは、申し訳ないのですが、
森の人になったミンピーちゃんたちを見るとそう思ってしまうのです。
