『武士道エイティーン』「誉田哲也」(文藝春秋社)を
紹介します。
『武士道シックスティーン』、『武士道セブンティーン』に
続く三冊目が出版されました。
精神的体育会系の私としては、
わくわくするお話で、楽しみに待っていました。
こんな高校生活だったらもう一度味わってみたいと思わせるお話です。
剣道のことは、全然わからなくても
十分理解できます。
勝つことがすべてだった「早苗」が、
チームのために活躍するようになり、
楽しめればいいと思っていた「香織」が、
勝つ意義もあるのではないかと努力を続ける・・・。
女子高校生の成長物語でもあります。
強い絆で結ばれた二人ですが、
高校生活最後の夏、決戦の時をむかえます。
話は、それだけでなく、
「早苗」の尊敬する桐谷先生の話や
「香織」の大好きなモデルで頑張るお姉さんの話も
ミックスして話は、より濃いものになっています。
2010年春には、
映画化もされるようです。
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