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キナバル山の伝説♪

2013-08-14 23:42:55 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 標高4095.2m、マレーシアの最高峰のキナバル山。。。

富士山より高いなんて信じられない・・・。

 キナバル公園に行く途中でトイレ休憩をとりました。

ここは、とても見晴らしが良くてキナバル山が美しく見えました。

絶好の眺望スポットのようで、おみやげを売る店もありました。

 「キナバル山」のキナは、現地の言葉で中国、バルは未亡人を意味するそうです。

だから、キナバル山は中国の未亡人の山ということになります。。。

「キナバル山」にまつわる話を、さっそくガイドのジェイソンさんから聞きました。

中国の王子とこの地に残された未亡人の話・・・。

キナバル山に棲むドラゴンの玉を取りに来た中国の王の話・・・。

キナバル山には、いくつもの伝説があるようです。

地元に住む「カダザン・ドゥスン族」の人々にとって、キナバル山は大切な聖なる山。

キナバルと言う名前も、カダザン・ドゥスン語のアキ・ナバル(祖先の霊が眠る山)から来ているそうです。 

富士山もそうですけど、最高峰に人々は思いを寄せ、神がすむ山として信仰の対象になるのかもしれません。

ところで、土地の娘を未亡人にしたり

ドラゴンの宝を取ったり

中国の王様が悪者になっているようですが、中国とは仲が悪いというわけではないようです。

そう言えば、マレーシアは多民族の国でした・・・。

中国人が錫開発のために、インド人がゴム栽培のために大勢やってきたのです。

また、山頂近くが白く見えますが、雪ではないそうです。

富士山と違って雪は降らないということです。

氷点下になることがないからです。

白く光っているのは、氷河によって侵食された巨大な岩のせいらしいです。

ここで、ちょっとカメラの機能を発揮しまして

パノラマ写真を撮りました。

美しい景色を眺めるのは、時間を忘れますね~。

そうでした・・・。

私たちは、キナバル公園に向かっていたのでした・・・。

では、待っていてくれた運転手さんにお礼を言って

キナバル公園に出発することにします。



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